SEに必要なスキル一覧:「マネジメント能力」「コミュニケーション能力」などを細かく見てみよう

SEに必要なスキルを3つに分けて紹介します。具体的にどのように行動すればいいのか分からないこともあるはずです。ここで確認することで、自分ができそうなスキルアップにぜひ挑戦してみてください!

SEに必要な3つのスキル

SEに必要なスキルは、主に以下の3つに大きく分けられます。

専門知識

1.プログラムの知識・能力
2.システム設計・開発の知識
3.ハードウェア・ソフトウェア、データベースなど、言語以外の技術知識
4.システムテストに関する知識

マネジメント能力

1.プロジェクト全体の進捗管理能力
2.プログラマへの的確な指示
3.業務の振り分けと人員調整
4.システムの品質の担保
5.設計書を含めた文書作成能力

コミュニケーション能力

1.クライアントの要望を聞き出し、より良い信頼関係を構築するための能力
2.プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダー・プログラマなどプロジェクトメンバーと仕事を円滑に行うための能力

総合的なスキルが求められる訳

「専門知識」が不可欠なのは、SEは開発プロジェクトを管理することも多く、実際にプログラミングを行い開発をするプログラマに対して指示・指導を行うからです。また、プロジェクトの一連の流れを把握するためにも、関連業務の幅広い知識が求められます。IT技術は変化が激しいので、最新情報を瞬時にキャッチすることも大切です。

「マネジメント能力」が要求される理由は、一つの案件には期間が定められており、締め切りまでに顧客の求めるシステムを確実に開発しなければならないからです。そのため、システムエンジニアには、業務・人員をしっかり管理し、プロジェクト全体を管理するスキルが求められます。

「コミュニケーション能力」に関しては、SEが深く関わりを持つクライアントとプロジェクトメンバーとの意思疎通が欠かせないため、非常に重要視されています。一口にコミュニケーション能力と言っても、状況によって必要な能力は異なります。顧客を相手にした場合に必要なのは、ヒアリング能力やプレゼンテーション能力です。高いコミュニケーション能力があってこそ、要求を把握して適切な提案をすることができ、信頼を得られます。また、プロジェクトメンバーとは、より良いシステム開発のため、指導したり、論議を交わしたりすることが多いです。業務を円滑に進めるため、日頃からコミュニケーションを図っておくことが大切です。

広く浅くか狭く深くか

「SEであれば専門ジャンルの深い知識と技術を持ってこそ」と考えているエンジニアもいるのではないでしょうか。しかし、時には技術面の知識は専門性の高いメンバーに任せた方が効率の良い場面もあります。新人のうちは、まだ自分がエンジニアとして広く浅くの道へ行くのか、それとも狭く深くを極めていくべきか方向性を絞れないでしょう。実際、この段階では10年後のことを考えるより、一日も早く一人前のSEとして認められるよう、基礎を磨いておくことが必要です。

しかし、中堅(3~5年目あたり)SEともなれば、自分の将来を本格的に考えるはずです。キャリア10年クラスのシニアSEになっても今と同じレベルの仕事しかできなければ、解雇の恐れもあります。つまり、年齢の分だけ体力が落ちたとしても、キャリアに比例した総合的なスキルを身に付けることが、エンジニアには重要なのです。

一方で、もしコミュニケーション能力には自信がないのであれば、やはり狭く深い方向へ進むのがベストです。キャリアを積み、新旧どちらの技術も理解している専門性の高いSEになれば、どのチームに入っても重宝されます。

ただし、言語だけは狭く深くとはいきません。すべてに深くはなくても、それぞれの言語の持つ特徴(計算速度、ネットワーク向き、大規模/小規模向き、記述が容易など)やパラダイム(命令型、手続き型、オブジェクト指向など)を把握しておけば、幅広い案件に対応できるからです。

自分が楽しくできるものを!

SEは、ただでさえ多忙な立場にある職業です。この忙しさの合間にSEとしてのさらなるスキルアップを目指して勉強をするのは容易ではありません。

それでもスキマ時間を利用して学ぶためのモチベーションを維持するためには、自分の適性に合うことはもちろん、単純に興味が持てるものに照準を定めることが近道ですよ!

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