外資系エンジニアの平均年収は687万円|国内企業のエンジニアより80万円高い

今回は、そんな外資系エンジニアの平均年収についてご紹介していきます。今後、外資系の企業へ転職を考えているエンジニアの方は勿論、現在外資系エンジニアとして働いているという方も、自分の年収を見直すきっかけにいてみてはいかがでしょうか。

外資系エンジニアの年収事情

今回は、「Tech総研(※1)」のデータ」によると、外資系エンジニアの全体的な平均年収は、687万円だそうです。同じく同社の調査によると、国内系企業に勤めるエンジニアの平均年収は、604万円。やはり外資系エンジニアの年収は、国内系企業のエンジニアの平均年収よりも高い特徴が読み取れます。

もっと詳細に国内系・外資系エンジニアの、それぞれの種類や職種を見てみると、どのくらいの差があるのでしょうか。職種別に、平均年収を見ていきましょう。今回は、30代前半(30~34歳)の年収で比較していきます。

職種別に見る「外資系エンジニア」の平均年収

外資系エンジニアの各職種・種類の平均年収は、以下のようになっています。

・コンサルタント:837万円
・システム開発(webなど):645万円
・テクニカルサポート:550万円
・社内情報システム:623万円
・通信インフラ設計:900万円

職種別に見る「国内系エンジニア」の平均年収

国内系エンジニアの各職種・種類の平均年収は、以下のようになっています。

・コンサルタント:634万円
・システム開発(webなど):536万円
・テクニカルサポート:534万円
・社内情報システム:530万円
・通信インフラ設計:778万円

各職種とも、外資系エンジニアの平均年収の方が、やや高いことが分かりますね。

外資系と国内系による待遇の違い

なぜ、外資系エンジニアは給与や平均年収が高いのでしょうか?その理由は、大きく分けて2つあります。

日本に展開できる程の大企業

日本に会社やビジネスを展開しているような企業は、本国ではその業界でもNo.1のシェアを獲得するような、大企業である場合が殆どです。ビジネスで成功し、売り上げが上がっているからこそ、日本にも店舗やオフィスを展開できるのです。経営が良好な企業の為、社員にも高額の給与を支払えると考えられます。

福利厚生が少ない

国内系企業では、さまざまな福利厚生が設けられており、中には面白いものや珍しい制度などが、話題になることもありますね。しかし、外資系企業の場合は、福利厚生が少なく、支給されている給与で個々に賄っていくという考え方をしています。その為、純粋な金額で考えると外資系企業の方が平均年収が高くても、福利厚生による補助やサポートも含めて考えると、国内企業も負けてはいないという考え方もあります。

このような理由から、外資系エンジニアとして働いた方が、絶対に多く稼げるというわけではないことがわかりました。また、職場の環境や待遇なども、必ずしも外資系エンジニアの方が良いというわけではないようです。

例えば、労働環境。毎日働く場所ですから、労働環境の良さは大切ですよね。「@type(※2)」のアンケートによると、「アットホームな職場かどうか」という質問に対して、国内系企業のエンジニアは30%以上が該当すると答えたのに対して、外資系エンジニアは25%前後しか該当すると答えていないことになります。また、「コミュニケーションが取りやすい職場である」という項目に該当すると答えたのは、国内系企業のエンジニアは20%以上だったことに対して、外資系エンジニアは5%未満という結果になっています。「理想的な職場環境」は人によって異なるものですが、労働環境という観点から見ると、国内系企業の職場環境の方が、外資系企業のものよりも日本人エンジニアには良いのかもしれませんね。

外資系エンジニアと、国内系企業の一般エンジニア。両者には、それぞれにメリット・デメリットがあります。大切なのは、平均年収の金額や福利厚生の充実度だけにとらわれずに、自分がやりたい仕事や自分に合った企業で、一生懸命に働いていくことなのではないでしょうか。


[参考資料]