アメリカのフリーエンジニアの平均年収はいくら?

ここではアメリカのフリーエンジニアの平均収入を紹介しています。将来フリーランスとして働くことを考えているエンジニアの方にとっては、アメリカでの現在の状況は参考になるでしょう。

1000万円は手堅い!?アメリカのフリーエンジニア

アメリカ全体のフリーエンジニアの年収、およびシリコンバレーがあるサンフランシスコ、全米で人口が最大の都市であるニューヨーク、2番目に人口が多いロサンゼルスのフリーエンジニアの平均年収を紹介します。

アメリカ全体  :1125万円(※1)
ニューヨーク  :1373万円(※2)
サンフランシスコ:1170万円(※3)
ロサンゼルス  :923万円(※4)

ロサンゼルスだけは1000万円に届いていませんが、アメリカでフリーランスとして働くエンジニアの多くが、年収1000万円以上を稼いでいることが分かります。

日本のフリーエンジニアでは、シェアゼロ株式会社が行った調査(※5)によると、44%が年収400万円未満という現実があります。調査対象は30名なため、確実に信頼できる割合でないにしろ、400万円未満のフリーエンジニアは多そうです。

日本とアメリカで年収を比較すると、やはりアメリカでは桁違いの高収入であることがわかります。意外なのは、シリコンバレーがあるサンフランシスコよりも、ニューヨークの方がやや年収が高いことです。ただ、これはニューヨークの物価がアメリカ国内でも屈指の高さであることが影響しています。

アメリカではお馴染の働き方

日本ではまだ広がり始めたばかりのフリーエンジニアですが、アメリカではエンジニアに限らずフリーランスとして働く人が約5400万人おり、アメリカの労働人口の3割を占めるというデータがあります(※6)。

アメリカでフリーランスという働き方を選ぶ人が多い背景には、企業に勤めるメリットが少ないことが挙げられます。日本では会社に勤めると、年功序列型賃金が採用されていたり、終身雇用制度が適用されているケースが多くありますよね。

一方でアメリカは能力主義社会のため、このような制度はほとんどありません。賃金が決まっていて拘束時間が長い会社員よりも、時間に融通が利くフリーエンジニアの道を選ぶ人が多いのです。また、フリーランスは自分で仕事を取りに行くため、仲介業者がいない分、報酬を全て得ることができます。もちろん国民性として、アメリカ人の方が積極性があるということもあるかもしれません。しかし、仮にそうだとしても、既にフリーエンジニアの道が開けているアメリカでは、フリーランスという働き方を選択することは日本よりも容易だと言えます。

フリーエンジニア

日本とアメリカでは、フリーエンジニアとして働く環境の土台はまだまだ異なりますが、エンジニアとしての確かな技術力や経験、そしてクライアントとなる企業や個人との交渉に必要なコミュニケーションが必要不可欠であるということは同じです。フリーエンジニアは、多くの技術や知識を身に付けることで、受注できる仕事の幅を広げていくことができます。また、自分から仕事を取りに行く行動力や、自身の能力をアピールする力、相手の要望を細かく理解できるコミュニケーション能力があれば、フリーエンジニアとしてもやっていくことができるはずです。

日本のフリーエンジニアは、まだアメリカのフリーエンジニアほどの年収を得ているという人は一握りですが、日本でも今、情報化の進行でエンジニアの需要が高まる中でフリーエンジニアという働き方には注目が集まっています。

検索結果においても、2014年と2015年で更新・投稿された「”フリーエンジニア”“案件”」での検索結果数も増加しており、「最近良く聞くな」という印象も納得です。

・2014年:3090件
・2015年:5490件

現在日本でフリーランスエンジニアになることは決して珍しくなくなってきており、今後もアメリカほどになるかは定かではありませんが、フリーランスという形態が浸透していくでしょう。現在では海外ほどフリーランスの年収が高くない日本の状況を鑑みて、日本だけにとどまらず、海外の案件にまで手広く受注することで、これまでとは全く違ったエンジニアライフが待っているかもしれません。