Go言語の歴史とルーツを辿る|背景を知ってGo言語を深く理解しよう

Go言語は、2009年にGoogleにより発表されたオープンソースの新しいプログラミング言語です。コンパイル型の静的型付言語としてUTF-8の開発者ロブ・パイクといったエンジニア達によって開発されました。今回はそんな新しいプログラミング言語「GO言語」の歴史を簡単に見て行きたいと思います。

Go言語が誕生した歴史背景とは?

GoogleがGoを開発した背景にはいくつか理由ががあると思いますが、大きな理由の一つとして、私たちの世界をとりまくコンピューター世界の変化が挙げられます。

誕生した歴史背景にはコンピューター世界の変化

ここ最近ですと2009年にGoogleのGo、2014年にappleからSwiftなど新しい言語が誕生しています。しかし、Go言語の歴史を遡っていくと、Go言語が発表された当時は、2000年初頭にマイクロソフトから発表されたC#以降数年間、新しいメジャーなシステム言語は誕生していませんでした。こうした状況の中でコンピューターとプログラム世界では変化がありました。

コンピューター処理の高速化
マルチコアコンピューターの誕生
扱いにくいシステムに対する不満
動的プログラミング言語の人気化
コンパイル速度の効率化が求められる
プログラミングの複雑化に伴い、既存の言語や開発環境に対する不満が生まれたことが、新しい言語の開発を後押ししたと言えます。

Go言語の特徴

Go言語は、この様な歴史背景の中、数多く存在する既存の言語で生まれる煩わしさを改善する為に、高速なコンパイル、実行処理速度、安全性、開発のしやすさを重視した言語として誕生しました。

Go言語は、そのシンプルさを保つ為に他の言語が持つ多くの機能を削っています。一例として、Goには最小限の構文しかなく、繰り返し構文ではfor文しかありません。また、コンパイルの高速化の妨げになる、マクロのようなプリプロセスが必要な構文もサポートしていません。

シンプルな言語ではありますが、クロスコンパイルのサポート、並行処理のサポートといった現行のプログラミングに求められるモダンな機能もしっかりとおさえられています。

終わりに

いかがだったでしょうか?今回はGo言語の歴史と特徴を簡単に見てきました。

Go言語に限らず、新しい言語が誕生する歴史裏には既存のプログラミング言語に対する不満点がその出発点であることが多いです。他のメジャーなプログラミング言語に比べ、Goの歴史はまだ新しく、注目度も低いように感じるかもしれません。しかし、stackoverflowが集計した2016年の「開発者に最も愛されている言語ランキング」では、5位にランクインしたことから、注目度の高さが伺えます。

また、国内ではサイバーエージェントやGunosy、メルカリといった企業で採用されており、今後、採用事例が増えそうな言語として、増々注目の言語の1つと言えます。