カジノ法案可決!カジノが生み出す仕事の種類と仕事内容

カジノ法案がついに可決されましたね。カジノ法案が可決されたことにより日本にもカジノが誕生するかもしれません。カジノにはどんな仕事があり、仕事の内容はどんなものなのかが気になる人もいるのではないでしょうか。今回はそんなカジノの仕事をご紹介します。

カジノのお仕事

カジノのお仕事と言って思い浮かぶのはテーブルでゲームの進行をするディーラーでしょう。しかしそのディーラーやディーラー以外にもカジノには様々な仕事が存在します。

テーブルゲームとスロット

カジノには大まかに二つのゲームが存在します。一つはブラックジャックやポーカーなど、テーブルを使用して行われるゲームと、スロットマシンのゲームです。
これらはそれぞれの部門に分かれていて、それぞれに違ったお仕事が存在いたします。

さらに、テーブルゲームは種類が多く、一つのテーブルで多くの場所を取るために数台を一つのピット(島)として管理しています。

カジノディーラー

カジノと聞いて真っ先に思い浮かぶのはこれでしょう。ディーラーの仕事はお客様と対峙してゲームの進行をすることです。勝敗の判定やチップの配当、回収も行いますのでスムーズに手際よく進行をしなければならず、またミスもしてはいけないので非常に神経を使う仕事です。カジノの多くはミスを無くすために1時間の勤務と20分程度の休憩でローテーションを組んでいます。

フロア・パーソン

フロア・パーソンは数台のテーブルを監視する仕事です。基本的にはカジノディーラーと同じような格好をしているのですが、その役目はカジノディーラーのゲーム進行、配当支払い、両替などに間違いがないかを確認するのが主な仕事です。
また、ゲーム中に発生したトラブル、不正の監視も行っています。
インスペクター、スーパーバイザーなどと呼ぶ場所もあるようです。

ピットボス

前出の通りテーブルゲームは数台、あるいは数十台を一つのピット(島)として管理しています。そのピットの責任者がピットボスです。
ディーラーのローテーション指示、問題のあるお客様の対応、支払い等のクレジット業務など、現場の運営業務を広く行います。テーブルゲームの運営管理の知識やピットの会計管理の知識も必要になる仕事です。

シフトボス

シフトごとの責任者がシフトボスです。日本でのカジノが出来た場合どうなるかは分かりませんが、24時間営業のカジノでは次のような名称で呼ばれています。

朝~昼間:デイ・シフト
夕方~夜:スウイング・シフト
夜~早朝:グレーブヤード・シフト

このそれぞれにシフトボスがいます。シフトボスはテーブルゲームの運営管理に関する知識はもちろん、現場での顧客対応の責任者であるため、優れた接客能力と交渉力が必要となる仕事です。

テーブルゲーム・マネージャー

テーブルゲーム・マネージャーはテーブルゲーム部門における運営全体を管理監督する責任と権限を持つ仕事です。テーブルゲームの導入や配置、ゲームのルールや掛け金などのゲームシステムの設定、従業員の管理、収支管理など、多くの仕事を担います。

チェンジ・パーソン

ここからはスロット部門のお仕事になります。
チェンジ・パーソンはお金をスロットマシン用のコインに両替する仕事です。また、マシントラブルやジャックポットが発生した際に、お客様の対応もします。

メカニック

スロットマシンの保守、点検するお仕事です。スロットもテーブルゲームのようにミスをなるべく無くすためにはこうした技術者が毎日点検、保守をする必要があります。

フロア・パーソン

テーブルゲームと同様、決まった範囲のスロットマシンを管理する責任者です。お客様への高額支払いの手続き対応、スロットマシンのコイン補充の指示など、マシンの稼働状況を把握して運営するのが仕事です。

カジノのその他お仕事

カジノといえどディーラーなどの人材だけでは運営が成り立ちません。ディーラー以外などにはどんな仕事があるのか、今度はそんなお仕事をご紹介します。

サーベイランス・セキュリティ部門

カジノにはゲームの進行、不正などを監視する意味で天井に多数の監視カメラが設置されています。ゲームの不正や怪しい行動の監視もそうですが、ゲーム中に起きたトラブルが現場だけでは解決できない場合、監視カメラの映像を確認し対応するのがお仕事です。
空にある目として「アイ・イン・ザ・スカイ」とも呼ばれているそうです。

カジノコンシェルジュ

カジノコンシェルジュはカジノに訪れるお客様からの様々な問い合わせに対応するお仕事です。コンシェルジュと同様、施設や周辺地域の案内、交通機関の手配なども行います。
カジノであるため、大前提としてカジノに導入されているゲームの仕方やカジノのサービスについても精通している必要があります。

カジノホスト

カジノに来た顧客に対して販促活動を行うのがカジノホストです。カジノで多くの金額を消費してくれている顧客にイベントプロモーション、コンプを活用してサービスを提供します。
カジノホストは顧客満足度の向上が目的であるため、顧客と良い関係を築ける非常に優れた接客能力が求められる仕事になっています。

カジノの仕事は多種多様

今までご紹介した仕事以外にもまだまだカジノでのお仕事はたくさんあります。ですがカジノで働くのであれば今まで挙げた中のお仕事がよりカジノらしいお仕事でしょう。給仕やチップの両替などはあまりカジノらしいとは言えませんからね。
どんなお仕事でもいいからカジノで働きたいと言う人はそのような単純なお仕事から入ってみるのも良いでしょう。

カジノディーラーの年収

カジノで働く場合、どの程度の年収が見込めるのか、国内では例がないために海外のディーラーの年収を元に解説していきましょう。

2012年のアメリカ労働統計局の調査によればカジノディーラーの年収は平均18,630ドル、日本円換算(1ドル=100円)で年収186万になります。それを単純に12か月で割ると月収15,5万になります。かなり少なく感じてしまいます。

そもそもアメリカのカジノディーラーは最低賃金で雇われている場合が多いために年収はかなり少なくなってしまいます。ですがこの統計にはカジノ側からのボーナスやチップなどが含まれていないため、この計算よりも多少多くは貰っているはずです。

アメリカの就職サイトに記載されているカジノディーラーの年収額はチップ等も含まれていて、およそ320万~580万となっています。チップやボーナスが主な収入源になっているようですね。

アメリカ労働統計局(英語)

出典:http://www.bls.gov

チップの存在

海外では様々な場面でチップが支払われますが、カジノもその例外ではありません。さらに言えばカジノに来るお客様は裕福な人が多く、その分チップも多めにいただけるのではないでしょうか。
海外のカジノではディーラーなどが貰ったチップは一旦カジノ側でまとめ、全員に分配する「チップシェアリング」という仕組みを導入しています。
カジノディーラーの年収にも先ほど触れましたが、このチップがディーラーの年収にも大きく関わってきています。日本にカジノが出来た場合、チップという習慣を持たないお客様が多数訪れる可能性もあるために、ディーラーの年収も大きく変動してしまう可能性があります。

日本でのおおよその年収

もし日本も海外同様に最低賃金額でカジノディーラーを雇うのであれば、そこからおおよその年収が割り出せます。
統合型リゾート建設の候補地がある神奈川県の最低賃金で計算してみましょう。神奈川の現在の最低賃金額は930円です。一日7時間労働として一日6,510円、週五日勤務で32,550円となり、これが四週となると月収は130,200円となります。これが8時間25勤務だとしても186,000円ですので、月収では20万を超えない金額になってしまいます。
月収130,200円だと年収は156万2,400円ですので、決して多いとは言い切れません。

チップや深夜勤務を計算に上乗せしてもおそらく年収は200万前後から多くても300万程度ではないでしょうか。

日本におけるカジノ

日本にはカジノはもちろん存在しません。ですので、カジノ運営の多くは外国人がサポートや指導が入るはずです。ディーラーはゲームの進行やチップの配当、計算が出来ればまだ大丈夫ですが、その上のピットボスやフロア・パーソンなどは英語が堪能でないと最初は就職するのに難儀する可能性があります。

ディーラーもどんなゲームに自分が配置されるかは分からないので様々なテーブルゲームの知識を持っていないと話にならないでしょう。その点で言えばカジノが出来れば雇用が拡大する半面、従業員の育成にも力を入れないといけなくなるでしょう。

昨今はどの場面、どの業種でも外国語が出来る人が活躍していますね。カジノはその最たるものになるのではないでしょうか。海外からのお客様はもちろん、カジノ運営に関しても海外からの指導が入らないとも言えないのですから。
ですので、カジノで働きたい、カジノディーラーになってみたいと言う方は、英語を堪能にしておいて損はないはずです。

カジノ法案について

日本で初めてのカジノが出来るかもしれない法案を盛り込んだカジノ法案ですが、そのカジノ法案は一体どのようなものなのかを最後に簡単に説明をいたします。

カジノ法案正式名称

カジノ法案の正式名称は「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案要綱」と言います。長い正式名称であり、肝心の「カジノ」という文字が含まれていませんね。

カジノ法案の目的

カジノ法案の目的は、カジノを含む複合観光施設を整備、推進して観光により地域経済の振興を目的とし、「特定複合観光施設区域整備推進本部」を設置し整備を進めると書かれています。
つまりカジノ法案では複合型の観光施設を作って観光客を呼び込み、地域の振興と自治体の財政に良い影響が期待できるので、複合型観光施設を作るにあたりそれらを統括する組織を設置して推進しましょうということです。

カジノ法案ではカジノ管理委員会を設置して、その委員会の許可を受けた民間事業者がカジノを運営するとしています。カジノ法案は監視も厳しく、健全なカジノを作っていきましょう。そしてカジノの収益が社会に還元されるような仕組みを作りましょうと言っています。
カジノ法案ではカジノ事業者に対して納付金を徴収することができ、カジノ入場者からも入場料を取るとしているようです。

その他にも可決したカジノ法案ではカジノの設置と運営に関する規制やカジノ管理委員会がカジノ事業者にたいして行う規制の内容なども今後の審議の対象になるでしょう。
今回は詳しく述べるのを控えますが、実際にどのような内容かを知りたい方はカジノ法案の全文を確認して見てください。

おわりに

カジノ法案はまだ可決したばかりなので、カジノで働くのはまだまだ先の話かもしれません。しかし日本で初めてのカジノで働きたい、カジノ法案で興味がわいた方はこの機会にカジノでのテーブルゲームはどのような種類があるか、また英会話を堪能にしておくことも重要でしょう。
カジノ法案では複合型観光施設としていますので、カジノ以外にも様々な施設が周りに誕生するので、そこで働いた帰りにカジノに寄るというのもいいですね。
最後に、カジノ法案は正式名称ではないので「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案要綱」もしくは「IR推進法案」と覚えておくと、話も盛り上がるのではないでしょうか。

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