キングコング西野氏に聞く21世紀の就活論「就活する時間があるならフォロワー増やせ」武器作りの就活

キングコング西野氏に聞く21世紀の就活論「就活する時間があるならフォロワー増やせ」武器作りの就活

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(人気芸人の西野氏。スタートアップ界隈のイベントでお話を伺った。)

インターネットの普及やSNSの普及でキャリア選択には多くの自由が生まれました。その中でも自分の理想の働き方を実現させて、豊かな人生を送っている人たちがいます。

そんな、理想の過ごし方を実現している有名人や起業家、様々な職業の方に各々の就活論を聞く企画「21世紀の就活論」をスタートします!

あなたが「普通」だと思っている「就職活動」は、それほど「当たり前」じゃないかも?自分の望む人生を歩み、キャリアを形成する人々の「21世紀の就活論」を聞いていきましょう。

今回はお笑い芸人、絵本作家として活躍中のキングコング西野さんに「就職活動を戦うヒント」をお伺いしてきました。

▼西野さん基本プロフィール
西野亮廣氏(にしのあきひろ)
お笑い芸人でもありながら、独演会、絵本作家としての個展など、多岐にわたり活躍中。今回はスタートアップ企業の集まるスペース#HiveShibuyaにてインタビューを実施。
Twitter:https://twitter.com/nishinoakihiro

▼「就活一発勝負」なんてしないで1年生から「個性」を磨こう



―よろしくお願いします。本日は『就活について』というテーマで、お話をお伺いできればと思っています。

就活かあ。あーどうなんかなあ。おれはやったことないんで、就活っていうの。どうなんだろう。まあはたから見てると、効率はずいぶん悪そうですよね。

会社側のやり方は知らないですけど、就活する人って、もう何十社も受けるわけでしょう?

―そうですね。説明会にも面接にも、大量にエントリーをして、という学生が一定数います。

は〜、当たり前ですけど、選ぶ方からしたら何人も面接するわけですよね。

しかもそれ毎年やってるんだから、そらあまあ、食傷気味になるというか。同じやつずーっと、食べてるから、違うの欲しくなるじゃないですか?どうしたって。

―さらにマニュアルで対策してくる学生もいるから大変ですよね。

そんなんやったら就活とかせんと、はあちゅうちゃん(*1)みたいに、就活の時に就活始めるんじゃなくて、高校1年生とか、大学1年生のときから就活はじめちゃって、ブログバズらせるとか。

そしたら、欲しくなるじゃないですか、そういう人材を。

―3年生になる前から、将来のための行動をしていく感じですね。

そうそう。面接一発勝負って、あまりにもリスクが高すぎると思うんですよ。だから3年とか4年とかあるんだから、その間にブログバズらせるとか。そっちの方が採る側からすると分かりやすいしいいんじゃないかな。

―なるほど。

当たり前だけど、面接ばっかりしてると、なんかもうおんなじ奴ばっかりくるなってなって。大学4年間勉強してきたこととかが、あのたった何分かの面接で決まっちゃうんですよね。ちょっと、そらあ、危なすぎるなあ。

▼もし西野さんが就活をするなら…

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(学生ともラフに話しながらプロジェクトを発足させる)

―西野さんが、大学生活を何もせずに過ごした後、いざ就活の時期になったらどう行動しますか?

そうだなあ。そもそもまず、何十とか面接するってすげえ馬力いると思うんですよ。超、カロリー要るじゃないですか。

―はい。

時間もかかるし。それだったらまあ、一社に絞るとか。その時間を全部、なんか一個のことに極端に使いますね。

―就活ではないところに時間を使うと。

そうそう。だって、中には100社受ける就活生もいるんでしょ?1社あたり準備含めて5時間かかるとして、100社やっちゃったら、500時間もかかっちゃうわけだ。

―まあ極端に言うと、500時間くらいですね。

(笑)いやー500時間あったら、どっかの会社が、のどから手が出るくらい欲しくなる武器を、絶対つくれると思うけどな。

そっちのほうが効率良くないですか。その年無理だったとしても。500時間かけるってやっぱ異常だ。その異常さは武器になるよ。

▼就職するって考えたことがない

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(人気芸人の西野氏。スタートアップ界隈のイベントでお話を伺った。)

インターネットの普及やSNSの普及でキャリア選択には多くの自由が生まれました。その中でも自分の理想の働き方を実現させて、豊かな人生を送っている人たちがいます。

そんな、理想の過ごし方を実現している有名人や起業家、様々な職業の方に各々の就活論を聞く企画「21世紀の就活論」をスタートします!

あなたが「普通」だと思っている「就職活動」は、それほど「当たり前」じゃないかも?自分の望む人生を歩み、キャリアを形成する人々の「21世紀の就活論」を聞いていきましょう。

今回はお笑い芸人、絵本作家として活躍中のキングコング西野さんに「就職活動を戦うヒント」をお伺いしてきました。

▼西野さん基本プロフィール
西野亮廣氏(にしのあきひろ)
お笑い芸人でもありながら、独演会、絵本作家としての個展など、多岐にわたり活躍中。今回はスタートアップ企業の集まるスペース

にてインタビューを実施。

▼「就活一発勝負」なんてしないで1年生から「個性」を磨こう

―よろしくお願いします。本日は『就活について』というテーマで、お話をお伺いできればと思っています。

就活かあ。あーどうなんかなあ。おれはやったことないんで、就活っていうの。どうなんだろう。まあはたから見てると、効率はずいぶん悪そうですよね。

会社側のやり方は知らないですけど、就活する人って、もう何十社も受けるわけでしょう?

―そうですね。説明会にも面接にも、大量にエントリーをして、という学生が一定数います。

は〜、当たり前ですけど、選ぶ方からしたら何人も面接するわけですよね。

しかもそれ毎年やってるんだから、そらあまあ、食傷気味になるというか。同じやつずーっと、食べてるから、違うの欲しくなるじゃないですか?どうしたって。

―さらにマニュアルで対策してくる学生もいるから大変ですよね。

そんなんやったら就活とかせんと、はあちゅうちゃん(*1)みたいに、就活の時に就活始めるんじゃなくて、高校1年生とか、大学1年生のときから就活はじめちゃって、ブログバズらせるとか。

そしたら、欲しくなるじゃないですか、そういう人材を。

―3年生になる前から、将来のための行動をしていく感じですね。

そうそう。面接一発勝負って、あまりにもリスクが高すぎると思うんですよ。だから3年とか4年とかあるんだから、その間にブログバズらせるとか。そっちの方が採る側からすると分かりやすいしいいんじゃないかな。

―なるほど。

当たり前だけど、面接ばっかりしてると、なんかもうおんなじ奴ばっかりくるなってなって。大学4年間勉強してきたこととかが、あのたった何分かの面接で決まっちゃうんですよね。ちょっと、そらあ、危なすぎるなあ。

▼もし西野さんが就活をするなら…

(学生ともラフに話しながらプロジェクトを発足させる)

―西野さんが、大学生活を何もせずに過ごした後、いざ就活の時期になったらどう行動しますか?

そうだなあ。そもそもまず、何十とか面接するってすげえ馬力いると思うんですよ。超、カロリー要るじゃないですか。

―はい。

時間もかかるし。それだったらまあ、一社に絞るとか。その時間を全部、なんか一個のことに極端に使いますね。

―就活ではないところに時間を使うと。

そうそう。だって、中には100社受ける就活生もいるんでしょ?1社あたり準備含めて5時間かかるとして、100社やっちゃったら、500時間もかかっちゃうわけだ。

―まあ極端に言うと、500時間くらいですね。

(笑)いやー500時間あったら、どっかの会社が、のどから手が出るくらい欲しくなる武器を、絶対つくれると思うけどな。

そっちのほうが効率良くないですか。その年無理だったとしても。500時間かけるってやっぱ異常だ。その異常さは武器になるよ。

▼就職するって考えたことがない

(人気芸人を目の前にして目が血走るインタビュアーの大沢と土井∞)

―西野さんが500時間で武器を作るとしたら、何をしますか?

まず絶対、面接しないですね。まず面接しないで…でも普通の就活生は、起業とかしないんですもんね。

…そうすると社員になりたい、かぁ。社員になりたいと思ったことないからなあ。

―(笑)そもそも、就活をするっていう選択肢自体がないんですね。

まあ。そうっすよね(笑)就活ってなんですんのかなあ。

…どうしよう! 全然わからへんなあ、就活して社員になりたい人の気持ち!

―(笑)

まじで、わかんないです俺。何とか力になってやりたいんですけど。ああ、起業したほうが効率いいや、とか思っちゃうし…

なんで社員になりたいんだろう。

―安心とかですかね。自分が属しているっていう安心だったり。

どこにそんな。どっかそんな会社あります? 一生安定な。

―強いて言うなら、公務員とかですかね。

あああ!…いや、公務員も安定じゃないってでしょ。

―というと、どういう意味ですか?

つまり!もう、好きで好きでたまらないんだったら話は別ですけど、収入が安定しているからって、好きでもない公務員になっちゃって、仕事めっちゃつまんないっていうとき。

すっげぇストレス溜まったりだとか、あー会社行きたくないなだとか、職場行きたくないなだとか、鬱になって行けなくなることもあるわけですよね。

―はい。

危なくないですか。 好きでもない仕事選んじゃうって。

鬱になって職場行けなくなったら、その瞬間にその職場自体はなくならないけども、自分の収入はストップするわけで、そのリスクは高いんじゃないかなあ。

―それでいうと、就職、安定する企業に入るよりも別の方法があると。

そうですね。安定を求めるんだったら、企業に入るとかじゃなくて、技を身につけることじゃないですか。

―どんな「技」ですかね?

例えば、発信力がむっちゃあるだとか、コミュニケーション能力が超あるだとか。そっちを磨いたほうが、どう考えたって人生は安定しますよ。

別にこの会社が潰れても「ああいいよ、俺この技使って次ここに落としてくるからね」とか。

―なるほど。

だから、500時間あったら、自分の才覚をそっち(就職)に合わせにいくんじゃなくて、自分にその時間を投資しますね。

むっちゃイラストが上手くなるとか。そしたらどこにでも、絶対気にいられるから。

▼「就活、ヤバいっすよ」就活するなら○○をしろ

(#HiveShibuyaはスタートアップ企業向けのスペース。同日はイベントで100名前後の関係者がいた)

就活、超ヤバいんじゃないかなあ。

―(笑)就活が逆にヤバい。

就活ヤバいっすよ、やっぱ。

―(笑)就活をしないでもいい、大丈夫な学生ってどういうところにいるんですかね。

就活が必要ない学生なんて、全然いろんなとこにいますよ。僕、自分の仕事で、普通に大学生も見たりするし、活動に巻き込んだりもします。

「あのブログ書いてるあいつ、あいつ呼ぼう」みたいな。

―そういう巻き込まれる機会はどう見つけたらいいと思いますか?

どうしたらいいんかなあ…まあ発信力もったほうがいいですよね、絶対に。要は結局、オヤジ連中Twitterとかやってへんし。やり始めたとしてもフォロワーとかいてへんし。

―はい(笑)

発信力あるってやっぱ、すげぇ重宝されますよ。発信力さえあれば、食いっぱぐれないんじゃないかな。

就活するくらいだったら、インスタのフォロワー増やしたほうが(笑)企業に 呼ばれるんじゃないですか。

―インスタ就活ですね(笑)

たとえば、それは別に今に始まったことじゃないですけど、よく立ち上げ一発目のイベントとかやる時って、フォロワー多いやつを、スタッフに入れちゃうんですよ。

―そんなことがあるんですね。

そういう子をスタッフに入れちゃって、作ってる所から、作ってる過程を全部つぶやいたりだとか。プロジェクト進めてる風景拡散してもらったりとか。フォロワー10万人いたらね、そらあもう取り合いですよ。

―10万人は威力ありますね。

フォロワー10万人くらいだったら、本気だしゃあ就活しなくても会社に行けんじゃないですかね。まあ1万人でもいいですよね。フォロワー1万人でも。社員でフォロワーが1万人いるって、やっぱ凄い強みで、その会社からすると。

―普通の学生が、1万人とか10万人のフォロワーを得るためには、どうしたらいいと思いますか。
まあ可愛かったら、完全に顔晒す(笑)

―(笑)

別に、イケメンとか美女とかでなかって、フォロワー増やしたかったら、絶対企画やりますよ僕なら。

自分一人で挑戦できるような企画やっちゃえみたいな。アホな、バズる企画をやりまくる、打ちまくるとか。

―身一つ、アイデア一つでできる企画をやり続ける感じですね。

今、この親指をスマホに載せるだけで一気にこう、10万人とか、100万人とかに情報を届けれるわけじゃないですか。うまくバズらせれば。だったら、それやったほうがいいですよね。

▼就活するならフォロワー増やせ。自分にしかない武器を作り、戦う方法

僕ちょうど今日、「負けエンブレム展」(上記画像参考)やってるんですよ。五輪のエンブレムで落選したエンブレムあるじゃないですか。

あれだけ集めて、ブログで負けエンブレム展ってのやったんですよ。

―「負けエンブレム展」ですか。

そう。負けたやつだけ集める。やったら、こう、応募がやっぱりめっちゃ来て、ヤフーニュースにすぐなって、このあと10時から全局集まって、記者会見あります、これ。負けエンブレム展。(ニュースサイト記事にも掲載)

―へええ!すごいですね。

12番組の情報番組が来て、負けエンブレムの記者会見。

ブログなんて普段はそんな積極的にやってないですけど、負けエンブレム展のブログは、90万アクセス。こんなん、高校生の間とか、大学生の間とか、やろうと思ったらできるんです。

―一発で90万アクセスは威力ありますね。。

これで一回。2.3発当てたらフォロワー1万とか全然いくんじゃないですか。明日テレビで紹介されてってなったら、何千万人が見るわけなんですよ。

こっちやって、普通に就活するよりもこういうことに頭使ったほうが、まあ有利に働きそうじゃないですか。

▼学歴ではなく、自分の武器で勝負しろ!

例えば、僕のところにスタッフになりたいみたいな子がきて、フォロワー1万人いるんですって言うたら、即採用です。

―影響力の力ですね。

ソロ企画でいいねんけど、「僕、考えました。就活やる時間、全部すてます」みたいなこと言っちゃって、「就活において学生がかける時間は、平均どれくらいだって言われてます。僕はこの500時間を使って、ギャグ企画作ってバズらせて、会社が欲しくなる人間になります」みたいなことを、就活のいちばん最初で宣言しちゃう。

「今回の企画全然うまくなかった、最悪」「ウケたわ」みたいなことを一々ツイートして発信やってたら、どっかが、声かけると思うな。

―就活を「企画で勝負する」という感じですか。

そうですね。6秒動画のvineですげえバズった女の子(*3)いるじゃないですか。変な顔して。ほしいですもん。社員に一人いてくれたら、普通の新卒の子よりも、会社への売上によっぽど良い影響を与えますよ。そっちじゃないですかね。

―就活に膨大な時間を費やすよりも、SNSでいかに宣伝するか、影響力を持つか。

そっちだと思います。なんか、よく話題になってるんですけど、もう偏差値なんて通用しないと思ってて。

例えば、計算するんだったら、そら電卓のほうが速いし。情報を頭に入れる、記憶するのがめっちゃ得意な人と、わからないこと聞いたらぐわーっと調べて、五分で調べられるような人はそんなに変わらないと思うし、偏差値あっても仕事がロボットに持っていかれるんだから、武器にならないんじゃないですかね。学歴とかは。

―学歴、ステータスではなく、独自の武器を学生時代に作ると。
そうでしょうね。絶対そっちですよ。

―ありがとうございました。就活することよりも武器作りに時間を使え、ということですね。

【用語解説】
*1.はあちゅう:作家・ブロガーとして有名な伊藤春香氏。大学時代のブログが話題になり、以後ブロガー、プロデューサーとして活躍。

*2.クラウドファンディング:不特定多数の人たちが、インターネットを経由して他の人々や企業に対して、寄付や援助を行うこと。

*3.6秒動画のvineですげえバズった女の子:動画サービスで話題になった「Reika Oozeki」という女子高生。

*4.ビットコイン:仮想通貨の一種。新しい決済システム、通貨システムとして近年注目を集めている。

まとめ

西野さんは自らも芸人、活動家として活躍をしているため、ソーシャルでの事業展開やつながりの拡大が仕事につながっているようです。

今回の話は「SNSでの発信力」が中心のテーマとなりましたが、何よりも「面接の前に武器を持て」という言葉は就活でアピールするものがないと悩んでいる学生には魅力的に感じるのではないでしょうか?

自分の強み、武器を際立たせるために、時間の配分を寄せて武器を磨きあげる就活、してみませんか?

ということで「21世紀の就活論」はここまでで終わり。次回もご期待ください。西野さん、ありがとうございました!

▼西野さんについて

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