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「花の名前でかわいい名前は何だろう?」
「冬に咲くかわいい花の名前ってある?」
「子供の名付けで使いやすいかわいい花の名前って何だろう?」
このように、かわいい花の名前に興味を持っている方は多いのではないでしょうか。
花の名前は多いため、これから生まれてくる赤ちゃんの名前に、かわいい花の名前を当てたいと思っている方はいろいろと迷ってしまうでしょう。
本記事では、花の名前でかわいいものを季節ごとに分けて紹介していきます。この記事を読むことで、いろいろな花の名前を知れるため、生まれてくる子供に合うかわいい花のイメージが膨らむでしょう。
花の姿は美しく人々を魅了します。花の名前を由来にして赤ちゃんに名付けるというのは、素敵なことでしょう。花のようにかわいい子供に育つようにと願いを込めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
花の名前は女の子の名付けによく使われる
男の子でも花の名前は「蓮」や「葵」など、使用されることもありますが、花よりも木にまつわる字である「樹」や「楓」などがより使われる傾向があります。花はかわいいイメージがあるため、女の子の名前で使われることが多いでしょう。
明治安田生命の2021年の名前ランキング(女の子)を見ると、「陽葵(2位)」「陽菜(7位)」「杏(8位)」「花(10位)」「葵(15位)」「さくら(18位)」「一花(20位)」「柚葉(20位)」など、花の名前がランクインしていることがわかります。
出典:2021年の名前ランキング|明治安田生命
参照:参照:https://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/index.html#/year/2021n
花の名前を使うとかわいいイメージに
多くの人に愛されるかわいい花の名前は、名付けで使用すると、花のかわいいイメージがそのまま赤ちゃんへの印象と重なるでしょう。
花の名前が由来の場合、「花のようにかわいい姿でみんなに愛されるように」「○○の花のようにかわいい容姿、性格で育っていきますように」などの願いを名前に込められます。
好みもありますが、見た目がかわいい姿をしている花、名前の音がかわいい種類の花を選ぶと、かわいい名前になるでしょう。
ただ、凛とした姿の花や、豪華な印象がある花の場合は、かわいいよりもかっこいいイメージになります。「美しく自立した女性に育ちますように」「立派で気品のある人に」など、込める願いも変わってくるでしょう。
花の名前が名付けによくないというのは本当?
花は時期が来れば散ったり枯れたりすることから、花の名前は名付けによくない、避けた方がいい、と考える人もいます。しかし、どのような生き物でも生きていれば、いつか死は訪れます。
だからこそ、その人生を、その一瞬をどう生きるかが重要になるでしょう。花のように、かわいい姿、美しく咲く姿を持つものは見る人を魅了し、感動を与えます。ポジティブな意味を優先すれば、花の名前は名付けに何も問題はないでしょう。
ネガティブな意味は気にせず、「この花かわいいな、綺麗だな」「素敵な花言葉を持った花だな」など、気に入った花があれば子供の名前に使ってみてください。
春に咲く花を使った名前
最初に、四季の始まりである春に咲く花で、かわいい名前の花を紹介していきます。寒い冬を耐えた花たちにとっては、温かい陽だまりがある春は待った季節でしょう。
優しい日差しのもと、一斉に美しい花を咲かせます。春は咲く花の品種が多いため、名付けで使用できそうなかわいい名前も豊富です。
「桃」を入れた名前の例
「桃」は、ひな祭りや桃の節句など、日本古来の伝統行事があるため、古風なイメージが湧きやすい字でしょう。桃色がピンクということもあり、桃という字を名前に使うと、かわいい印象もあります。
また、「桃」には、邪気を払い、不老長寿を与える食べ物だったという説があるため、子供の健やかな成長を願う意味でもおすすめの字です。
「桃」を入れた花の名前は、以下のようなものがあります。「もも」以外でも「とう」と読むため、名前のバリエーションも豊富です。
- 桃(もも)
- 桃百(もも)
- 桃子(ももこ・とうこ)
- 桃花(ももか)
- 桃奈(もな・ももな)
- 桃音(もね・ももね)
- 小桃(こもも)
- 百々(もも)
- 萌々(もも)
- 桃葉(ももは)
「桜」を入れた名前の例
「桜」は、卒業式や入学式など、春の行事を連想させる花でしょう。日本の国花でもあるため、和風なイメージにしたい場合には特におすすめです。桜という字を入れるだけで、美しく奥ゆかしい印象になるでしょう。
「さくら」という読みは、桜の花を連想しやすいため、「咲良(さくら)」「咲久來(さくら)」「紗玖良(さくら)」など、他の漢字を当てるのもおすすめです。
「桜」の字を入れた花の名前は、以下のようなものがあります。「おう」とも読めるため、止め字を「お」にしてもかわいいでしょう。
- 桜(さくら)
- 桜子(さくらこ)
- 桜良(さくら)
- 桜希(さき)
- 茉桜(まお)
- 美桜(みお)
- 鈴桜(りお)
- 咲桜梨(さおり)
- 詩桜里(しおり)
- 乙桜(いお)
「杏」を入れた名前の例
「杏」は、杏仁豆腐や杏子(あんず)から、花より食べ物のイメージが強い字ではないでしょうか。「杏」は梅に似た薄いピンクの小さな花を咲かせます。薬用としても使われるため、この字を名前に使うことで健康を願う意味も込められるでしょう。
杏子の実の色が柔らかいオレンジ色なことから、和の色名でも杏色(あんずいろ)というものがあります。英語の色名はアプリコットです。
「杏」を入れた名前は、以下のようなものがおすすめです。読み方は「きょう」とも読めるため、さまざまな響きの名前を考えやすいでしょう。
- 杏(あん・あんず)
- 杏梨(あんり)
- 杏果(ももか)
- 杏樹 (あんじゅ)
- 杏珠(あんじゅ)
- 杏佳(きょうか)
- 杏花(きょうか)
- 杏子(きょうこ)
- 侑杏(ゆあ)
- 杏里紗 (ありさ)
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「菜の花」を入れた名前の例
春というと、爽やかな青空の下、菜の花畑が一面に広がる青と黄色の風景を思い描く人もいるでしょう。「菜の花」は、春の息吹を感じさせる黄色い花です。
「菜の花」を名付けに使う場合は、「菜」の字を入れた名前が「菜の花」の印象をストレートに連想しやすいでしょう。
「菜」は、名前では「な」と読む字として使われる傾向がありますが、「さい」という読み方もできます。「菜花(さいか)」「菜凪(さいな)」「菜莉(さいり)」などもおすすめです。
- 菜乃花(なのは)
- 春菜(はるな)
- 菜々(なな)
- 花菜(かな・はな)
- 花菜芽(かなめ)
- 結菜(ゆいな・ゆな)
- 愛菜(あいな)
- 陽菜乃(ひなの)
- 紗菜(さな)
- 羽花菜(わかな)
夏に咲く花を使った名前
続いては、夏に咲く花を使ったかわいい名前を紹介します。夏の花は、暑さに負けず、太陽の光を浴びるエネルギッシュな印象の姿をしている花が多いでしょう。
夏に咲く花の字を名付けに使うと、夏の花のように元気の良さやポジティブな姿勢を持ってほしいという願いを込められます。
「葵」を入れた名前の例
「葵」は、江戸幕府を開いた徳川家の家紋であるため権威の象徴として有名な花です。日本の一時代を長期に渡って治めていた家の家紋ということで、男の子の名前でも人気が高いでしょう。
この花は、常に太陽の方を向くことから「仰ぐ(あおぐ)陽(ひ)」と呼ばれ、これが略されて「葵(あおい)」になったと言われています。太陽の方向を向くということで、名付けでは前向きな子に育ちますように、といった願いを込められるでしょう。
「葵」を入れた花の名前は、以下のようなものがあります。「き」という読みがあるため、「さき」や「まき」など、さまざまな音の名前で使いやすいでしょう。
- 葵(あおい)
- 葵衣(あおい)
- 葵葉(あおば)
- 葵月(あつき)
- 真葵(まき)
- 咲葵(さき)
- 結葵(ゆうき・ゆき)
- 紬葵(つむぎ)
- 葵良里(きらり)
- 彩葵子(さきこ)
「向日葵」を入れた名前の例
大きく鮮やかな黄色の花の「向日葵」は、太陽のような姿をしていることもあり、夏の花の代表格です。花の姿から、陽気でダイナミックなイメージがあり、名付けに使用する場合は「向日葵のように、明るく元気な子に育ってほしい」という願いを込められるでしょう。
注意点としては、向日葵を名前で使用する際、「向」「日」「葵」の中の1字だけを使うと、向日葵が連想されにくくなることです。他の漢字を使う場合は、向日葵の花や夏のイメージに近い漢字を選ぶことをおすすめします。
- 向日葵(ひまわり・ひまり・ひなた)
- 日葵(ひまり)
- 向葵(ひまり・ひなた・ひさき・むぎ)
- 陽葵(ひまり・ひなた・はるき・ひな・ひより)
- 日真葵(ひまり)
- 日麻里(ひまり)
- 日鞠(ひまり)
- 日夏葵(ひなき)
- 葵花(きっか)
- 結葵花(ゆきか)
「紫陽花」を入れた名前の例
梅雨の時期に入ると、天気は曇りがちで雨が多くなりますが、そんな中、青やピンク、紫など美しい色を見せてくれる花が紫陽花です。雨が似合うこともあり、しっとりとした魅力を感じさせてくれるでしょう。
「紫陽花」を名前で使用する際、「紫」「陽」「花」の中の1字だけを使うと、花の名前や季節感が薄れてしまう可能性があります。
イメージを「紫陽花」に留めたい場合は「紫雨(しう)」や「紫水(しすい)」など、梅雨と関連した字と結びつけると良いでしょう。
- 紫(ゆかり)
- 紫莉(ゆかり)
- 紫花(しか)
- 紫乃(しの)
- 紫雨(しう)
- 陽花(はるか)
- 紫陽里(しおり)
- 紫陽花(しおか)
- 紫映(しえ)
- 紫水(しすい)
「百合」を入れた名前の例
「百合」の花言葉は、無垢・純粋・威厳などです。見た目の可憐さ、華やかさに加えて、花言葉も素敵な意味を持っていることから、名付けのイメージに当てる候補としておすすめです。
また、「百合」は純潔を意味することから聖母マリアを表す花であったり、フランス王家のシンボルとして扱われていたりするため、神聖で特別な存在というイメージもあるでしょう。
少し印象を変えたい場合は、「百合」という名前を英語名のLily(リリー)から漢字を当てる方法もあります。外国人に発音しやすい音になるため、子供の教育に国際的な交流を視野に入れている場合はおすすめです。
- 百合(ゆり・りり)
- 百合那(ゆりな)
- 百合佳(ゆりか)
- 百合愛(ゆりあ)
- 百合音(ゆりね)
- 咲百合(さゆり)
- 満百合(まゆり)
- 凛莉(りり)
- 璃々(りり)
- 莉々衣(りりい)
秋に咲く花を使った名前
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ここでは、秋に咲く花を使ったかわいい名前を見ていきましょう。秋は暑い夏と寒い冬の間の季節で、気温や湿度などが安定していてとても過ごしやすい季節でしょう。
秋は「実りの秋」と言われますが、農作物は収穫の時期を迎えます。花にとっても、見ごろの時期となる種類が多いため、名前の候補となる花の名前は豊富です。全体的に秋に咲く花は、色味やその姿など、どこか落ち着きがあるため上品なイメージになるでしょう。
「桔梗」を入れた名前の例
「桔梗」は、鮮やかな青紫色の花で、真っすぐに伸びて凛とした美しさがあります。秋の七草の1つということもあり、秋らしさを感じる花でしょう。実際には夏の早い時期から咲き始めているため、夏生まれの子の場合もおすすめです。
万葉集などにも桔梗は登場することから、古くから日本の人々に愛されてきました。古風な印象を名前に入れたい方にもぴったりな花です。
「桔梗」という花の名前を使うと、限りがあるため、「桔」「梗」を分けて使うという方法もあります。「桔」は「きつ」や「けつ」と読みますが、「き」が名前としては使いやすいでしょう。
- 桔梗(ききょう)
- 桔花(きっか)
- 桔穂(きほ)
- 美桔(みき)
- 彩桔(さき)
- 夕桔(ゆうき・ゆき)
- 光桔(みつき)
- 桔世香(きよか)
- 美咲桔(みさき)
- 梗夏(きょうか)
「藍」を入れた名前の例
藍染の色として知られている「藍」は、青いイメージがあるでしょう。青藍(せいらん)・紺藍(こんあい)・藍紫(らんし)・白藍(しらあい)など、和名の色の名前に多く存在することから、古風な印象や、おしゃれなイメージがあります。
ただ、実際藍の花は赤や白色です。品種が多い花ですが、その多くが夏から秋にかけて小ぶりでかわいい花の姿を見せてくれます。
また、「青は藍より出でて藍より青し」といって「藍」には有名な言葉があります。この言葉は、師よりも弟子が優れた能力を発揮することを表していて、何らかの才能を伸ばしてほしい願いを込める意味として「藍」はおすすめです。
「藍」は「らん」とも読むため、「ら」という音の当て字にしても読みにくさは少ない傾向があります。「咲藍(さら)」「由藍(ゆら)」などの名前にしても良いでしょう。
- 藍(あい・らん)
- 藍花(あいか・らんか)
- 藍香(あいか・らんか)
- 藍奈(あいな)
- 藍乃(あいの)
- 藍美(あいみ)
- 藍音(あいね)
- 藍良(あいら)t
- 藍里沙(ありさ)
- 藍衣聖(あいせ)
「蘭」を入れた名前の例
「蘭」の中で、胡蝶蘭は花の王様と言われ、贈答花やブーケなどで使われる豪華な花です。煌びやかなイメージがあるでしょう。
「蘭」は秋の季語になっているため、秋の花として取り上げていますが、四季問わず栽培されているため、どの季節でも使用できます。
また、「蘭」は、字の形も左右対称で縁起のいい印象があるため、名前に使用する字としておすすめです。
「蘭」という花の名前を使ったものには以下のようなものがあります。読み方は「らん」が一般的ですが、名のり読みで「か」という読みもできるため、考えられる名前のバリエーションも幅広いでしょう。
- 蘭(らん)
- 蘭子(らんこ・かこ)
- 蘭々(らら)
- 蘭音(かのん)
- 彩蘭(あやか)
- 美蘭(みらん・みか)
- 紗蘭(さら)
- 咲蘭(さら・さくら)
- 結蘭(ゆら)
- 亜由蘭(あゆら)
「楓」を入れた名前の例
「楓」は、秋の紅葉で鮮やかな赤い色の葉を見せてくれる樹木です。「きへん」と「風」というつくりのため、木が秋の風に揺れて、美しい赤い葉が舞うような風景もイメージできます。
「か」と読む場合は、当て字になりますが、訓読みで「かえで」「かつら」と読めることから、「か」と読ませても違和感はないでしょう。音読みは「ふう」です。「ふう」もかわいらしい響きのため、名付けに使いやすいでしょう。
- 楓(かえで・ふう)
- 楓子(かこ・ふうこ)
- 楓乃子(かのこ)
- 楓香(ふうか)
- 楓花(ふうか)
- 楓名(ふうな)
- 楓音(かのん)
- 清楓(さやか)
- 彩千楓(いちか)
- 結衣楓(ゆいか)
「いろは紅葉」を入れた名前の例
美しく鮮やかな葉をつけるいろは紅葉は、葉が鮮やかな赤色が美しく印象的です。その美しさを名前に落とし込むように、いろは紅葉から「いろは」または「もみじ」という名前をつけるのも良いでしょう。どちらもかわいい響きの名前です。
万葉集では、紅葉に関する歌は数多くありました。紅葉を愛でる風習は、日本人にとって馴染み深いものの1つでしょう。そのため「いろは」「もみじ」は、古風な名前をつけたい場合にもぴったりです。
ただ万葉集の中で「紅葉」は「黄葉」と書かれています。古風なイメージを強くしたい場合は、「黄葉」と書いて「もみじ」や「きよ」という響きにしても良いでしょう。
「いろは紅葉」を入れた花の名前は、以下のようなものがあります。「いろ葉」「いろ羽」など、1字だけ漢字にするというのも、読みやすく、おしゃれな印象になりおすすめです。
- 紅葉(もみじ・いろは・くれは)
- 彩華(いろは・あやさ・さいか)
- 彩映(いろは・さえ)
- 色葉(いろは)
- 彩羽(いろは)
- 色芭(いろは)
- 椛(もみじ)
- 紅路(もみじ)
- 萌実詩(もみじ)
- 百美慈(もみじ)
冬に咲く花を使った名前
次は、冬に咲く花を使ったかわいい名前を紹介します。冬は寒い季節になるため、他の季節に比べて咲いている花は少ないでしょう。しかし、冬もかわいい花の名前はあります。
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「梅」を入れた名前の例
「梅」は、日本の伝統的な花で、品種によっては冬から白やピンクのかわいい花を咲かせます。結婚や安産を祝う縁起の良い字でもあるため、女の子の名前にはぴったりな字でしょう。
梅の花言葉は、「高潔」「上品」「忍耐」「忠実」です。花言葉を意識して、名付けでは、気高く気品のある女性になってほしい、忍耐力があり結果を出していく人になってほしい、などの願いを込められるでしょう。
「梅」の花の名前を使ったものでは、以下のような名前がおすすめです。名のり読みでは「め」と読むため、「ひめ」や「あやめ」などの響きに当てられるでしょう。
- 梅(うめ)
- 緋梅(ひめ)t
- 梅乃(うめの)
- 梅子(うめこ)
- 彩梅(あやめ)
- 綾梅(あやめ)
- 梅巴(うめは)
- 小梅(こうめ)
- 紅梅(こうめ)
- 香梅(こうめ)
「椿」を入れた名前の例
「椿」は、鮮やかな赤と、白い色の花があります。葉は厚みがあり、冬の強さを生き抜けるパワーを感じるでしょう。雪の中でも花を咲かせます。そういった姿から、困難も乗り越えられるような、心身の強さ持つようにという願いを込められるでしょう。
また、110歳を祝う言葉に「椿寿(ちんじゅ)」というものがあるため、「椿」という字は、長生きをするイメージもあります。健康を祈った名前としてもおすすめです。
「椿」を入れた花の名前は、以下のようなものがあります。「椿」は「つばき」と読むことで「つ」の当て字にしても良いでしょう。
- 椿(つばき)
- 椿季(つばき)
- 椿來(つばき)
- 椿月(つばき)t
- 椿姫(つばき)
- 椿紗(つばさ)
- 椿咲(つばさ)
- 椿芽(つばめ)
- 七椿(なつ)
- 里椿子(りつこ)
「柚子」を入れた名前の例
「柚子」は、黄色い果実の名前です。花は白く春に咲きますが、冬至に柚子湯に入ることから、柚子と聞くと一般的に冬のイメージが強いのではないでしょうか。
「ゆず」という響きがかわいいことや、柑橘系の爽やかな香りのイメージがあるため、名付けでは人気がある字です。
「柚子」を入れた花の名前は、以下のようなものがあります。「柚」の1文字でも「ゆず」と読むことが可能です。また「柚」は「ゆ」や「ゆう」と読めるため、いろいろな響きに当てられるでしょう。
- 柚(ゆず)t
- 柚花(ゆずか・ゆうか)
- 柚乃(ゆずの)
- 柚果(ゆずか・ゆうか)
- 柚香(ゆずか・ゆうか)
- 柚奈(ゆずな・ゆうな)
- 柚希(ゆずき)
- 愛柚(あゆ)t
- 真柚(まゆ)
- 香柚希(こゆき)
「芹」を入れた名前の例
「芹」は、春の七草の1つです。芹は、新年の1月7日に食べる七草がゆに使われるため、冬の寒い時期の植物という印象が強いでしょう。しかし、実際に芹の花が咲く季節は夏です。白く可憐な姿を見せてくれます。
「芹」を使った花の名前は、以下のようなものがあります。名のり読みで「き」と読むため、「せり」以外の読みでもさまざまな名前を考えられるでしょう。
- 芹(せり)
- 芹愛(せりあ)
- 芹那(せりな)
- 芹奈(せりな)
- 芹香(せりか)
- 芹佳(せりか)
- 芹花(せりか)
- 芹乃(せりの)
- 世利(せり)
- 世璃(せり)
使いやすい花や英語名を使った名前
どのような花の名前が、子供の名前に使用しやすいか、というところで悩む方もいるでしょう。最後に、使いやすい花や英語名を使った名前を紹介していきます。赤ちゃんに、かわいい素敵な花の名前を贈るために、ぜひ参考にしてみてください。
名付けにおすすめの花
名付けにおすすめの花は、春に花が咲いて、夏頃に実をつける梨や杏、年間通して出荷されている蘭や百合、藍、菊などがおすすめです。季節感がなく、使いやすいでしょう。
藍の場合は、染物の色の名前でもあるため、季節にこだわる必要はないでしょう。色の名前ということで、芸術的な才能を願いとして込められます。おしゃれなイメージを持っている印象もあるでしょう。
そのほか、マリーゴールドや瑠璃茉莉(るりまつり)、百日草(ひゃくにちそう)、河原撫子(かわらなでしこ)も開花時期が春から秋の花です。長い間かわいい姿で咲いているため、「いつも笑顔で、明るくかわいい子に」などの願いを込めやすいでしょう。
花の英語名を使った名前の例
少し個性的な印象にしたい場合は、和名の花ではなく、英語名の花の名前から使用することも検討してみてください。
たとえば、カモミールなら「みる」という音を取って、えみる(咲心琉・咲望瑠)、ゆみる(弓瑠・柚美琉)、マリーゴールドなら「まり」(眞理・万莉)や、まりえ(満利恵・茉莉絵)、まりか(茉利奈・鞠菜)、などです。
そのほか、カトレアから「れあ」(怜愛・麗亜)、ポインセチアから「せちあ」(星知亜・聖千彩・雪愛)、エリカ(永莉香・絵梨果)、アマリリスから「りりす」(里々朱・莉々澄)、ライラック(来羅・来良)、アネモネ(萌寧・萌音)なども、素敵な名前になるでしょう。
名付けで花の名前を取り入れてみよう!
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花は枯れてしまうことがあるため、「花の名前を子供の名前に使うのは良くないのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、花の咲く姿は可憐なイメージが強く、花の名前も可愛い響きが多いです。外野からのマイナスな意見は気にしなくて良いでしょう。
ぜひ、かわいいと感じたり、思入れがあったりする花の名前を、子供の名前に取り入れてみてください。保護者が愛情を込めて、よく考えた名前であれば、子供にとっても誇らしく感じる名前になるでしょう。