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経営コンサルタントになるには?おすすめの資格と難易度・大学

業界・企業研究

「経営コンサルタント」と一言に言っても、その種類や有利な資格はさまざまです。本記事では、経営コンサルタントになるためにどんな資格を取れば良いのか、また、大学の専攻の特徴に合わせた資格の取り方などを、細かく解説しています。

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経営コンサルタントとは

全ての経営コンサルタントに仕事に共通する点は、クライアント(依頼主)の要望に合わせて、経営を効率的なものにしていくということです。そのために、人事や賃金の見直しや、経営を合理化へと導く診断、設備投資の計画などを行うのです。 当然、どんな会社をコンサルティングしていくのかによって、経営コンサルタントの種類も変わってきますし、経営コンサルタントを目指す人の得意分野も違うため、その道筋にあった目指し方があります。以下では主に資格にフォーカスして、経営コンサルタントについて詳しく解説していきたいと思います。

経営コンサルタントになるために資格は必要か

経営コンサルタントと聞いて、敷居が高く感じる人も多いかと思いますが、実は経営コンサルタントになるために必要な資格は、1つもありません。資格を持ってなくても、経営コンサルタントにはなれるのです。 といっても、経営コンサルタントに深く関連する資格はいくつかあり、実際に仕事をしていく上で有利にはたらく場合が多くあります。

経営コンサルタントにおすすめの資格

さて、ここからは経営コンサルタントになるためにおすすめの資格、また既に経営コンサルタントとして働いている人にとっても、とっておくべき資格を紹介していきます。 これから経営コンサルタントをキャリアとして考えている学生の方や、さらなるステップアップを目指している経営コンサルタントが現職の方は、ぜひ参考にしてみてください。

中小企業診断士

主に、経営コンサルタントにとって代表的な資格の1つとして、中小企業診断士が挙げられます。はっきり言って、難易度は高めといえるでしょう。その根拠として、資格難易度ランキングで「難易度A(難関)」に位置付けられている国家資格であるということがあります。 といっても、他の国家資格に比べて、暗記量がそこまで多くないという特徴があります。企業経営を維持・拡大・改善するという、会社全体を見るゼネラリスト向けの資格であるため、学習範囲は浅く広いといった感じです。自分は暗記が苦手だと感じている方にも、チャンスはあるといえるでしょう。また、経済学部や経営学部出身の方は、多少有利です。 ただし、1次試験のマークシート方式に加え、2次試験は記述試験と口述試験があるので、「適当にマークして運良く合格!」なんてことは絶対にないので、資格取得に向けては十分な勉強が必要です。そのため、独学では厳しいと感じる方が多く、個人差はありますが、1,2年で合格を狙うなら資格専門の受験校に入るのが良いでしょう。

社会保険労務士

まず、社会保険労務士の資格試験を受けるためには、受験資格が必要になります。詳しい受験資格についての内容は、以下のリンクをご覧ください。もし、条件に当てはまらず、受験資格がないが社会保険労務士の資格を取りたい方は、まずは受験資格を取得しましょう。

難易度についてですが、こちらは上記の中小企業診断士と同レベルだと言われています。合格までの平均勉強時間や合格率などから、このような判断となっています。 ただし、中小企業診断士とはその内容や役割が真逆です。会社の経営を維持・拡大するために最適な経営判断を提案する中小企業診断士に対し、社会保険労務士は、就労者(人)にフォーカスした資格試験です。このようなことから、資格取得後の仕事の仕方や内容も、大きく変わってくるでしょう。 そのため、中小企業診断士と社会保険労務士が一概に同じ難易度とは言えず、個人差があるでしょう。大学時代に出た学部によっても、「経済・経営学部出身者が有利な中小企業診断士」と、「社会学や法律を学んだ人が有利な社会保険労務士」といった見方ができます。両方の資格を取ろうかと考えている人は、自分の出身学部を参考に先に受ける方を決めるのも良いかもしれません。

公認会計士

公認会計士の難易度は極めて高く、医師・弁護士とともに三大国家資格と言われています。また、資格難易度ランキングも「難易度S(超難関)」に位置付けられている国家資格であり、合格率は、平均すると毎年10パーセント前後です。 ただし、これはあくまでトータル受験者数に対する合格者数の割合であり、このなかには短答式試験の免除制度や、他士業の論文式試験の科目免除制度を使って受験している人も含まれていますので、実際に1から勉強して取る場合はもっと難しいと言えるでしょう。 公認会計士の資格試験対策として、過去問を解くことは非常に有効な手段です。全ての試験に言えることかもしれませんが、過去問を解くことで出題の傾向を実感できます。「この分野はこういう問われ方をする」ということを体得できるのです。 これは公認会計士の資格試験を受ける際には特に重要で、科目が多いぶん、どの科目が自分の弱点なのかといった学習強化ポイントがわかるのです。

税理士

税理士になるための資格試験は、年に一回行われています。試験科目は5科で、内訳は、簿記論および財務諸表論の会計学2科目、そして所得税法、法人税法、相続税法、消費税法または酒税法、国税徴収法、住民税または事業税、固定資産税のうちの税法3科目を選択したものになります。 試験合格には、以上5科目の全てにおいて60パーセント以上の得点を取らなければいけない上、それぞれの科目における合格率はどれも10〜20パーセントと、非常に難しい試験であるということがわかります。 ただし、これらは同時に60パーセントを超えなければいけないわけではなく、合格した科目の合格資格は永久的に保持できるため、1年ごとに1科目か2科目ずつ受験するのが一般的です。

経営士

経営コンサルタントにとって代表的な資格として、中小企業診断士に並んで挙げられるのが、経営士です。この資格は、大学卒業程度以上の知識と経営管理の実務経験を有する者のみしか受験資格が与えられません。経営士になるには5年以上の経営管理実務経験が必要なため、普通の学生などは受験することができないのです。 上記の通り、受験者はみな実務経験を積んだ方なので、経営士資格の合格率は平均70パーセント前後と、高めになっています。 また、経営士は日本で最古のコンサルタント資格であり、その信用度も高いため、経営コンサルタントとして活動していく上では非常に有利にはたらく場合が多いです。ぜひ、実務経験を積んだ後はチャレンジしましょう。

MBA(経営学修士号)

最後に紹介するのは、MBA(経営学修士号)です。MBAはMaster of Business Administrationの略で、欧米のビジネスエリートの代名詞として有名ですよね。この記事を読んでいる皆さんも、一度は聞いたことがあると思います。認定基準は取得する国でそれぞれですが、一般的にビジネススクールと呼ばれる経営学の大学院修了者に授与される学位(経営学修士号)を指します。 この資格は外資系のコンサルティングファームへの就職に有利にはたらくことが多いです。もちろん、日本企業に就職する際も、金融・コンサルティング・マーケティング分野での評価は非常に高いため、そういったことに関連する企業では有利になります。

経営コンサルタントと資格の相関性

まず、経営コンサルタントを目指している方にとって、資格取得は必須ではないことが分かったと思います。しかし同時に、資格取得は非常に有利にはたらくということも明らかになりました。 また、既に経営コンサルタントとして働いている方にとっても、資格はステップアップには欠かせません。上記に示した資格は代表的な資格になりますので、ぜひ取得を目指しましょう!

資格を取得する前に転職活動をしよう

転職を有利に進めるため、異業種への転職のために資格を取得する方が多いですが、資格を取得してから転職活動をしようと考えてはいないでしょうか。 ・取得した資格が希望の職場や職種で有利に働かなかった ・転職の場合は資格以外にも必要なスキルや経験があった ・取得した資格以外にも実は取得したほうがいい資格があった 転職活動を始めてから気づいて後悔することもしばしば。事前に防げる後悔をする前に、転職エージェントへ「転職のために必要な資格は何か」を相談することをおすすめします。 中でも「DODA(デューダ)エージェント」は、国内最大級の転職支援数があるため、企業が求めている資格やスキルを正確に教えてくれますよ。無料で相談できます。

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