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MOS資格は独学でも取得可能?難易度と合格率・履歴書での書き方

マネジメント

転職サイトや資格の紹介サイトなどでMOSという言葉を聞いたことはありませんか?MOSとは民間資格の一種で、今大変話題を呼んでいます。本稿では、MOSについて基本的なところから、取得するのに必要なおすすめの本まで紹介させていただきます。

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MOS資格とはどんな資格?

MOSとは、マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの略です。 その名のとおり、エクセル、ワードやパワーポイントなどのマイクロソフトオフィス製品をいかに使いこなせるかを客観的に証明することが出来る資格試験のことを言います。

受験資格はあるの?

受験資格は特にありません。 年齢や国籍問わず、どなたでも申し込みをすれば受験は可能です。 ただし、小学生以下の方については保護者の同伴が必要となります。

試験はどれくらいの頻度で行われる?

MOS試験は、「全国一斉試験」と、「随時試験」があります。 「全国一斉試験」は毎月1~2回行われ、いずれかの日曜日に開催されています。 随時試験は、各試験会場が設定した日程で行われます。 詳しくは、MOS公式サイトに日程が載っておりますので、ご確認ください。

級はあるの?

漢字検定や英語検定のように、1級2級といった級はありませんが、それとほぼ同等の意味を持つ、「スペシャリストレベル」と「エキスパートレベル」があります。 今回紹介しているMOSは「スペシャリストレベル」です。 その上級編が、「エキスパートレベル」となります。

試験内容は?

MOSの試験内容は、以下の通りです。

Word(ワード・文章作成ソフト)

Word2013またはWord2010です。 文書の作成や管理ができるか、文字・段落・セクションの書式設定が正しく行えるか、表やリストを作成できるか、文末脚注や引用文献の作成など参考資料の適用が出来るか、オブジェクトの挿入と書式設定が出来るかといったところが問われます。

Excel(エクセル・表計算ソフト)

Excel2013またはExcel2010です。 ワークシートやブックの作成と管理といった基本的動作が出来るか、セルやセル範囲の作成が出来るか、テーブルの作成やフィルターを使えるか、数式や関数を使えるか、グラフやオブジェクトの作成が出来るかといったところが問われます。

PowerPoint(パワーポイント・プレゼンテーションソフト)

PowerPoint2013またはPowerPoint2010です。 プレゼンテーションの作成と管理ができるか、図形やスライドの挿入・書式設定が出来るか、スライドコンテンツの作成が出来るか、画面切り替えやアニメーション設定が出来るか、複数のプレゼンテーションからコンテンツの結合や、プレゼンテーションの保護や共有などの管理が出来るかといったところが問われます。

Access(アクセス・データベース管理ソフト)

Access2013またはアクセス2010です。 データベースの作成と管理が出来るか、テーブルの作成が出来るか、クエリの作成・変更が出来るか、フォームの作成や設定が出来るか、レポートの作成・コントロール・書式設定が出来るかといったところが問われます。

Outlook(アウトルック・電子メール、情報管理ソフト)

Outlook2013、またはOutlook2010です。 Outlookの環境設定やOutlook内の検索が出来るか、メッセージの作成から整理・書式設定が出来るか、スケジュールの管理として、予定表の作成や会議、イベントの作成やメモ・タスク・履歴を作成・管理することが出来るか、連絡先や連絡先グループの管理が出来るかといったところが問われます。

以上の科目の中から取得したいものを選ぶことが出来ます。 出題形式はコンピュータを実際に使用する実技試験となっています。 試験時間は50分です。

合格発表は?

試験終了後、パソコンの画面に得点と合否が表示されます。 これによって、試験結果を即時に確認することが出来るのが、ほかの資格試験との大きな違いです。 合格していた方には、後日「合格認定証」が送られてきます。

勉強方法は?

MOSの資格取得のための勉強方法は、大きく分けて2つです。

パソコンスクールや通信講座で勉強する

独学では不安という方は、MOS取得に特化したパソコンスクールなどに通うことをおすすめします。 また、丁寧にMOS資格取得のためのスキルノウハウが搭載された通信講座もありますので、活用してみましょう。

独学でも取得可能?

MOSに関しては、基本的な動作をしっかり押さえていれば資格取得は不可能ではありません。 独自に、MOSによく出る問題などをまとめたテキスト本などを参考に勉強し、独学で取得するということももちろん可能です。

MOSの合格率や難易度はどれくらい?

実際にMOSの合格率や難易度など、気になるところにも触れていきます。

合格率について

MOSは資格運営者から正式な合格率の公表はされていません。 一般的には、MOSの合格率は約70~80%ほどだと言われています。 試験内容にひっかけ問題などがない上に、相対評価ではなく一定点数を取った人全員が合格できるという点、日常使いするソフトが多いというような特徴からも、合格率は比較的高い資格試験となっています。

難易度について

MOSの難易度についての手ごたえとして、比較的日常使いの多いWordやExcel、Outlookなどについては優しいと感じる人が多い傾向にあります。 PowerPointやAccessは普段使っている人からすれば比較的優しい資格試験だと言われていますが、業務上あまり触れることのない方については、改めて操作方法の確認が必要なので、WordやExcelなどと比べると少し難易度は上がるといった印象の方が多くなっています。 特に、PowerPointは操作がWordと少し似ているところがありますが、Accessは比較演算子など普段触れることのない作業が出てきますので、なかなかスキルを習得しづらいという悩みがあるようです。

履歴書について

もちろん、MOSを取得していれば就職活動や転職活動などで提出する履歴書に記入することをおすすめします。

記入の仕方は?

履歴書への書き方の例としては、以下となります。 「Microsoft Office Specialist ○○ 2013 合格」 ○○には、WordやExcelなどの科目が入ります。 2013の部分は、実際に取得したバージョンの年数を記入しましょう。

履歴書に書くと就職には有利?

企業によっては、WordやExcelが使えるのは当たり前、という考え方の人事担当の方もいますが、あなたのスキルを客観的に証明することが出来る資格ですから、記入することに損はありません。 また、近年の若い世代ではスマートフォンやタブレットなどの使用が広まり、逆にマイクロソフトオフィス製品に苦手意識を持っている若者も少なくありません。 でもごく一般の企業としては、WordやExcelは業務上必須レベルのスキルですから、それを一から教えるとなると人材育成もそれなりに時間がかかります。 一方、MOSの資格試験に挑戦するくらい自信もやる気もあり、実際に資格取得が出来ているとなるとやはりそれなりに評価をしてもらえると考えていいでしょう。

MOS合格にオススメのテキスト

MOSを取るのにおすすめのテキストは以下です。

日経BP社出版のMOS対策テキスト

日経BP社が発行している、MOSを受験する方を対象にしたテキストで、MOS公式サイトでも推奨されているテキストです。 WordとExcelがあり、2016にも対応しているという強みがあります。 MOS試験の出題範囲を網羅しており、それぞれの機能をしっかりと練習問題を解く→機能の説明を受ける→操作手順を確認するというステップで着実に身に着けることが出来ます。 詳細は以下のサイトより確認してみてください。

FOM出版のMOS対策テキスト

富士通FOMから出版されているMOS対策テキストとして、大変人気を呼んでいます。 一冊でその資格試験の出題範囲を網羅しており、模擬試験などもついています。 現在のところはWord2013、Excel2013、PowerPoint2013、Access2013のテキストが販売されています。 詳細は以下のサイトより確認してみてください。

MOSでスキルを証明しよう

いかがでしょうか? MOSは比較的取りやすく、試験時間も短い上に日曜日の開催とあって、大変人気の資格試験となっています。 面接の際にも、あなたのスキルを証明することが出来るので、大変おすすめです。 ぜひ一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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