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税理士になるために必要な資格・取得難易度と条件・独学での取得

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税理士の資格を取るのってなんだか難しそうですよね。確かに簡単に取れる資格ではないですが、その分、税理士になった後の実りも大きいんです。ここでは税理士資格を取得するための方法と、税理士資格取得後の収入などのメリットについてまとめています。

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税理士資格の取得方法

税理士資格を得るために最も一般的な方法は、税理士試験に合格することです。税理士試験には受験資格が設けられており、国税審議会の認める一定の条件を満たしている場合、年齢・国籍に関係なく税理士試験を受験することができます。毎年1回、8月に全国で税理士試験が開催されています。 税理士資格を取得するために、税理士試験合格は避けて通れない道といえます。

税理士資格の取得について知っておきたい3つのポイント

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税理士資格を取得するための税理士試験はどのようなものか知っていますか?税理士試験の受験資格や、1科目ずつ受験できることを知っていますか?その税理士試験の難易度を含め、まずは税理士試験について説明します。

受験資格

税理士試験には受験資格が定められており、誰でも受験できるというわけではありません。主に以下の<いずれか1つ>を満たしている場合、税理士試験の受験が認められることとなります。 (1) 短大、大学卒業などの【学歴】 (2) 日商簿記1級、全経簿記上級などの【資格取得】 (3) 会計or税務の【実務経験】2年以上 学歴もしくは実務経験を満たさない場合は、日商簿記1級などの資格取得が必要となるということですね。 なお、大学を中退していても取得単位数によっては受験が認められるなど、学歴に関しては幅広く容認されることがあります。受験資格があるかどうかわからない場合は、一度、国税審議会に確認してみるのがよいでしょう。

税理士試験は1科目から受験できる

一般的には、会計学2科目、税法3科目の合計5科目に合格することで晴れて税理士資格を取得することとなります。またこの税理士試験は、5科目すべてを一気に受験しなくても大丈夫なんです。1~2科目から受験することも可能で、一度合格した科目は永久に消滅しません。もちろん1科目に関して、何年かけて受験してもOKです。 1科目でも合格している場合(=科目合格)、履歴書や職務経歴書に記入して転職の際にアピールすることができます。1科目ずつ受験できる税理士試験は、年齢別受験者割合から見ても、すでに働いている社会人向けの資格試験といえます。さらに計画的に数年単位での計画を立て全科目に合格し税理士となることで、豊かな人生が開かれることでしょう。

資格取得難易度→各科目合格率:10%~15%

税理士試験の特徴は、科目合格を目指し、数年かけてコツコツと計画を立てる社会人の受験生が多いということです。実際に5科目を1発合格する人はまれで、数年に1人程度しかいません。しかし1科目単位で見ていくと、どの科目も平均的に10%~15%前後の合格率となっています。 その中でも最初は、税法よりも取っ付きやすい会計学(財務諸表論or簿記論)から受験することがオーソドックスな受験方法と言われています。この財務諸表論や簿記論は、日商簿記1級程度の知識と実力があれば、合格するのはそれほど難しいことではありませんが、そうでなければある程度の学習時間の確保が必要となります。

税理士資格取得後のメリット

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ところで税理士資格を取得した後って、どんな仕事をするんだろう?という疑問はありませんか? まず、税理士が行う仕事は主に、個人事業主や中小企業の税金に関する申告などの業務です。イメージとしては確定申告のサポート業務などが浮かびますよね。 資格取得後の職場の選択肢としては、一般企業で働く、税理士事務所で働く(実務経験が無い場合)、独立して税理士事務所を設立するなどがあります。あなたが試験のハードルを越えて、税理士になった後のメリットをここではご紹介します。

転職に有利

税理士資格を所有していると、その努力と実力が認められ、転職市場での評価がグッと高まります。社内に税理士がいれば、社外の税理士と顧問契約を結ぶ必要もなく、企業にとっても経費削減の点で大変メリットがあるからです。年齢が比較的高くても、転職しやすいのもポイントとなっています。 また、先にも少し述べましたが、税理士試験は科目合格制度を採用しているため、20~30代と年齢が若ければ2~3科目取得している場合でもポテンシャルに期待され、転職市場で十分有利な扱いを受けることとなります。

年収UP+安定

税理士資格は国家資格なので社会的信頼度は抜群です。一度取得してしまえばよっぽどのことが無い限り食いっぱぐれることはないでしょう。 さらに、当然ながら一般のサラリーマンよりも年収はアップします。職務経験があり、税理士資格取得後に一般企業で働く場合、年収は600万~900万が相場となります。また、独立して税理士事務所を設立した場合は1000万以上の年収が見込めます。事務所を設立した場合は、個々人の営業努力や能力により、年収にかなりの開きが出ることも事実のようです。

定年制度なく働ける

実は、税理士には一般企業のような『~歳まで』といった定年制度がありません。現在の全国の税理士の平均年齢は60代(!)とも言われており、70代以降になっても活躍している税理士の方がたくさんいらっしゃいます。ちなみに、蛇足にはなりますが、30~40代の税理士は「若手世代」と呼ばれることも多いのです。

税の専門家として活躍できる

税理士は、税務申告などの業務を担当するだけでなく、税の法律に関する専門家でもあります。税法は毎年改正されるので、税理士になった後も常に税法に関する知識を更新していくことが必要です。しかしそのようなスキルアップにより、信頼される税の専門家として長い期間活躍していくことができるのです。

とにかく早く税理士になるための手段

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取得までのハードルを越えてしまえば、本当にたくさんメリットのある税理士。しかし何にせよ、税理士試験には数年単位での計画が必要です。全5科目合格までの勉強時間の確保は平均で2500時間~6000時間とも言われており、少なくとも3~5年程度の計画は必要と言われています。少しでも早く、また確実に合格を目指す人は以下の方法を考えてみてはいかがでしょうか。

資格の学校に通ってみる(通信講座でもOK)

独学での資格取得は困難がつきまとうもの。確かに独学は、自分のペースで進めてゆける、コストがあまりかからないといった良い面もあります。しかし、わからない箇所を自分で解決するまでの時間のロス、モチベーション維持の大変さというデメリットも大きいはずです。 独学がしんどいと感じたら、資格のスクールに通うことをお勧めします。メリットは何といっても、質問ができ、その場で解決できることです。そして資格スクールは受験のノウハウを蓄積しているので、独学よりも効率の良い解き方を学ぶことができますし、毎年の改正論点にも対応してくれます。デメリットとしては、時間の拘束と、出費が大きいところでしょうか。通信講座で出費を抑え、自分のペースで学習するという方法を取るのもいいでしょう。

大学院を出ると税法2科目が免除に!

指定の大学院で単位を取得し、修士論文を執筆するという条件を満たすと、なんと一部科目の受験が免除されるんです!税法を専門に修士論文を書くと、税法2科目の試験を免除されます。すると、税法1科目の合格で税理士資格を取得できるということになります。税法の合格に手こずり何年も経過してしまう…ということが有り得た場合、一度退職し、大学院で2年間みっちり税について学ぶ、というのも最後の手段かもしれません。

税理士になりたい!

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一度取った資格はまさに一生モノの財産。簡単に取れる資格ではないからこそ、取得できたときの感動や、リターンも大きいのです。特に、定年制度なく安定した収入を得られるというのは、これからの社会を生きる私達にとって大きな魅力の一つです。 大きく踏み出せないけど、未来を見据えて計画的に頑張ることならできる。税理士資格はそんな人にこそお勧めの資格です。

資格を取得する前に転職活動をしよう

転職を有利に進めるため、異業種への転職のために資格を取得する方が多いですが、資格を取得してから転職活動をしようと考えてはいないでしょうか。 ・取得した資格が希望の職場や職種で有利に働かなかった ・転職の場合は資格以外にも必要なスキルや経験があった ・取得した資格以外にも実は取得したほうがいい資格があった 転職活動を始めてから気づいて後悔することもしばしば。事前に防げる後悔をする前に、転職エージェントへ「転職のために必要な資格は何か」を相談することをおすすめします。 中でも「DODA(デューダ)エージェント」は、国内最大級の転職支援数があるため、企業が求めている資格やスキルを正確に教えてくれますよ。無料で相談できます。

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