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「頑張てください」の敬語表現・ビジネス/目上の人への使い方

社会人常識

上司や目上の方に「頑張ってください」をつかうのは失礼では?でも他の言葉は思いつかないと困っている方へ、今回は「頑張ってください」の気持ちが伝わる敬語表現を紹介していきます。ビジネスシーンでも使える敬語を多く紹介していくのでぜひ参考にして下さい。

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「頑張ってください」の意味・敬語

「頑張ってください」という言葉は普段の会話の中でもよく使います。まず頑張るとは困難に耐え、努力してやり通すといった意味を持ちます。そのため「頑張ってください」は困難に耐えて、努力をし最後までやり通してくださいといった意味になります。 この「頑張ってください」を上司や先生、親などから部下や生徒、また子供に対して使う場合は「困難に耐えて、努力をしやり通してください」と伝えているので問題はありませんが、逆に部下や生徒が上司や先生などの目上の人に対して使うには、あまり適した言い回しではありません。そのため敬語に言い換えて伝える必要があります。 しかし「頑張ってください」とはもともと目上の方に使う言葉ではないので、「頑張ってください」の尊敬語はありません。そのため「頑張ってください」を別の言葉を用いて敬語に言い換えて伝えることになります。

敬語・尊敬語・謙譲語・丁寧語とは

まず敬語は尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つに分けることができます。「頑張ってください」を敬語に置き換える前に敬語について簡単に説明していきます。 尊敬語は話し手より聞き手側が上位であることを示す表現です。見るをご覧になる、言うをおっしゃるなど言葉自体を変えて使うこともありますし、ご多忙、お車など「ご」や「お」をつけて尊敬語として使うこともあります。 謙譲語は、話し手側が行動をへりくだって言う時に使います。見るを拝見する、もらうをいただく、言うを申し上げるなどにして使います。謙譲語に分類される中に丁重語があります。いるをおります、行くを参りますなどは丁重語に属します。 丁寧語は「です」「ます」「ございます」を用いて使います。〇〇だを〇〇ます、見るを見ますなど語末に使います。

「頑張ってください」を目上の方に使う場合の言い換え

では「頑張ってください」と同じような意味を持ち、目上の方にも失礼のないように「頑張ってください」の気持ちを伝えるにはどのような敬語に置き換えればいいのでしょう。まずこの「頑張って」の言葉は目上の方に対しては失礼になってしまいますので、「頑張って」の気持ちが伝わり失礼のない敬語での言い換えを何点か紹介していきます。

応援しております

頑張ってくださいといったエールを送る気持ちを伝えたい場合は、「応援しております」も同じように気持ちを伝えることができ敬語として使えます。「応援しています」でも同じ意味ですが、「~います」は「いる」の丁寧語です。 目上の方に対しては謙譲語の一種である丁重語の「~おります」の方が適しています。この丁重語は自分の動作を丁重に伝える場合に使い、「参ります」や「申します」なども丁重語に分類されます。また「陰ながら応援しております」など頭に「陰ながら」をつけることで控えめな言い方になります。 「応援」は聞き手側の行動を促すことなく、話して側の応援するといった行動なのでエールの気持ちも伝わり失礼ではありません。

ご健闘をお祈りいたします

「ご健闘をお祈りいたします」は成功することを心から願っていると伝えることができるので、「頑張ってください」と似た意味合いになります。より丁寧に伝えるには「ご健闘をお祈り申し上げます」「ご健闘を心よりお祈りいたします」など~申し上げますの丁重語や心よりと頭につけて使ってもいいでしょう。特に文面で伝える場合は「ご健闘を心よりお祈り申し上げます」の方がより丁寧になります。 「ご健闘をお祈り申し上げます」で尊敬語も謙譲語も使っていますし、敬語としてビジネスシーンでもよく使われている言葉ですが「健闘」は立派に戦くといった意味を持つため、「立派に戦うことを祈っている」と目下からいうのはちょっとどうかと感じる方もいます。 その場合は「頑張ってください」とは少し意味合いは離れてしまいますが「ご活躍をお祈りいたします」「ご成功をお祈りいたします」「ご健勝をお祈りいたします」などの言い換えでもエールを送るといった意味では適しています。

ご活躍をお祈りいたします

「ご活躍をお祈りいたします」も転勤や栄転をされる上司に対して、よく使われる「頑張ってください」の気持ちがこもった敬語になります。また頭に「更なる」や「益々の」などをつけて「益々のご活躍をお祈りいたします」とすれば、今も十分に活躍しているけど更なる活躍をといった意味になるので、より受け取り側も気持ちよく取ることができます。

ご成功をお祈りいたします

「ご成功をお祈りいたします」も頑張った結果の成功を祈っているので「頑張ってください」の気持ちを伝えることができます。上司の試験を応援する「頑張ってください」の気持ちを伝えるときなどは「良い結果が出るようお祈りしております」などと成功を良い結果に置き換えて使うこともできます。

「頑張ってください」の間違えた言い換え・敬語

お励みください

「お励みください」は尊敬語を使っているので敬語にはなっていますが、励むとは熱心にもの事に取り組むとか、気持ちを奮い起こすなどメンタル部分にも踏み込んでしまっているように捉えられてしまうこともあるので、上司や目上の方に使うにはちょっと失礼な印象も与えていしまいます。

ご期待しております

「ご期待しております」は「お励み」の相手の行動を促している意味合いよりは、話して側の望む気持ちを伝えていますし、敬語としても成り立っています。 しかしその結果を待ち望んでいる、心待ちにしているといった意味では上司や目上の方へ、上から目線の印象を与えかねません。「ご期待しております」が適した場面もありますが、「頑張って」という内容の会話や文面では、受け手によっては上からものを言っている印象を持つこともあります。

「頑張ってください」に代わる敬語の文例

上司が栄転するときは?

上司が栄転した際に「頑張ってください」といった気持ちを敬語で言い換える場合は「益々のご活躍をお祈りいたします」などでメールや手紙の文末に使用してもいいでしょう。 例文 「ご栄転おめでとうございます。 心よりお祝い申しあげます。 新天地での更なるご活躍とご健勝をお祈りいたします。」

上司に仕事を頑張っては?

上司にお仕事の成功に向けて頑張ってといった気持ちを伝える場合は、「陰ながら応援しております」「ご成功をお祈りいたします」や「ご活躍をお祈りいたします」などその先の良い成果を願うといった気持ちで、頑張っていう気持ちを伝えることができます。 例文 「陰ながら応援しております。 くれぐれも体調を崩されませんようご自愛ください。」

先輩や親しい間柄だったら?

色々と「頑張ってください」を言い換える敬語を紹介してきましたが、もう少しフランクにちょっとした会話の中で、先輩など親しい間柄の人に「頑張ってください」の気持ちを伝えたいといった場合はシンプルに「応援しております」「応援しています」なども相手側の行動を促すこともなく応援する気持ちも伝わります。「おります」「ます」と敬語は用いていますし、堅苦しいのはちょっとという場合には適しています。

正しい敬語とは?

いかがでしたでしょうか?「頑張ってください」に代わる上司や目上の方を応援する敬語を紹介してきましたが、「これだったら」という敬語は見つかりましたでしょうか? 敬語は使っていたとしても、相手の心情を踏まえると失礼な言い方と捉えられてしまうこともあります。例えば降格してしまった上司に「ますますのご活躍を」などと言ってしまえば受け取り側は気分を害してしまいます。 また目上や上司であっても、普段から親しい関係であればあまりかしこまった敬語を使ってしまうと、反ってよそよそしく感じてしまうこともあります。このようにこの場面ではこれが正しいと決まったものはありませんが、相手との関係や相手の心情を考えるとその場面に適切な敬語が見つかることもあります。 今回の「頑張ってください」の敬語に置き換えの記事をお役だてください。

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