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摘要蘭の書き方や例文|請求書/会計/履歴書/振替伝票・意味の違い

ビジネスマナー

摘要は、補足説明するうえで欠かせないものです。摘要の書き方についてご紹介します。請求書/会計/履歴書/振替伝票/家計簿/源泉徴収票でのそれぞれの摘要の書き方についてと適用/適応/概要/備考との意味の違いについて詳しく説明していきます。

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摘要蘭の書き方や例文

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摘要は重要な部分を抜き出して書く、または書いたものを指します。主に伝票類に用いられますが、それぞれの書式ごとに摘要欄の書き方や例文を見ていきましょう。

請求書

請求書の場合、名目や品目欄に詳細な何に対しての請求かが書かれるため摘要欄が設定されている書式は、あまりありませんが、名目や品目欄の名称が摘要となっていることもあります。名称の違いだけで、誤認がなければどちらでも問題ありません。

会計

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会計の場合は、仕訳の内容を説明・補足するために必要不可欠になります。仕訳には勘定科目を用いますが、「旅費交通費」や「通信費」の勘定科目だけでは取引の内容まではわかりません。取引内容をわかるようにするために摘要欄を使用します。 摘要欄には、取引の内容がわかるように取引先名、取引内容を入力します。取引先名や取引内容は、消費税の帳簿作成時にも必要になりますので会計時に摘要で入力するのが正しいといえるでしょう。 例1:得意先訪問のためxxx車のタクシーを利用した場合 勘定科目 旅費交通費 摘要欄「XXX車 タクシー代」 例2:AAA社に携帯電話の料金を支払った。 勘定科目 通信費 摘要欄「AAA社 携帯電話代」

履歴書

履歴書の最後に摘要欄があります。特にアピールしたいことがあれば書きますが、何も書かなくても問題ありません。通常は空白のままです。

振替伝票

伝票制は、帳簿への記帳作業を効率化させるために使用します。伝票の種類の数にによって「1伝票制」「3伝票制」「5伝票制」があります。「1伝票制」は振替伝票のみ、「3伝票制」は振替伝票と入金伝票・出金伝票です。「5伝票制」ではさらに売上伝票と仕入れ伝票が加わります。 振替伝票は、どの伝票制でも使用するので伝票の中心になります。摘要欄は、取引先名、取引内容を記入しましょう。

家計簿

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家計簿は、家庭での入出金を記録します。家計簿にも摘要の項目があります。費目という項目の詳細を記入します。ですが、必ずしも記入しなければいけないというものではありません。 家計簿は、主婦たちが家庭での入出金記録を自主的に記入しているので法律で強制されてるわけではありません。買い物一項目ごとに摘要を詳細に入力するのは大変です。それが負担になり長続きしないと意味がありません。おおまかな家計の管理ができれば十分なので摘要は無理のない程度に記入しましょう。 例:水道代を払った場合。 費目欄 水道光熱費 摘要欄 水道代

源泉徴収票

源泉徴収票にも摘要欄があり以前は、摘要欄に控除対象配偶者や控除対象扶養親族の名前が記載されてました。しかし、マイナンバーの導入に伴い平成28年分から新たに扶養親族の名前の記入欄が新設されたため、摘要欄には、扶養親族または、16歳未満の扶養親族が5人以上いる場合の5人目以降の名前を記入するだけになりました。

摘要と間違えやすいことば

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摘要と読み方が同じ、または似ている、または、違いがよくわからないものがあります。実際に間違って使用されてるケースもよく目にします。では、どのように違うのでしょうか。この章では、意味のちがいについて書いていきます。

適用

「摘要」と一番間違われるのが「適用」です。どちらも「てきよう」と読みます。間違えやすい同音異義語です。 パソコンやスマホの電子機器では、誤変換による間違いも多いです。公式のサイトや有名なサイトでも間違えて表記されていることもあります。また、意味を履き違えて使用してしまうケースもよく見受けられます。 適用の意味は、法律・規則・方法などです。物事を当てはめて使うときに用いられます。たとえば「新しい法律が今年の11月11日から適用される」といった場合に使われます。使用頻度は、「摘要」より「適用」のほうが多く使用され「摘要」は、あまり使われません。 これに対して、会計や経理においては「摘要」のほうが頻繁に使用されます。

適用の使用事例

・今度の大会から新ルールが適用されます。 ・今やってるキャンペーンの適用で洋服が安く買えました。 ・インプラントは、保険の適用外です。

適応

「てきおう」と読み、「てきよう」と読み方が一字違いなのが「適応」です。「適応」の意味は、その場の条件にあてはまることです。合致するという意味があり、「適用」の方が「摘要」よりも意味が近く間違えやすいです。 どちらが正しいかの判断基準として法律・規則・方法の時は「適用」、環境・状態の時は「適応」で使い分けましょう。

適応の使用事例

・あの人は環境に適応するのが早いです。 ・IT社会に適応するようにパソコンを覚えます。 ・急に寒くなったので体が寒さに適応してません。

概要

「概要」とは、物事の大筋です。これにたいして「摘要」は、要点をつまんで抜き出します。主な違いは「概要」が文章で構成されますが、「摘要」は、単語が並びます。

概要の使用事例

・次の大会の概要について説明します。 ・最近読んだ小説の概要について書きました。 ・企画書の概要を述べめなさい。

備考

「備考」は、参考のために付記します。これに対し、「摘要」は、要点をつまんで抜き出します。会計の書類に「摘要」と「備考」両方の項目があった場合、「摘要」に「取引先名」や「取引内容」を記入し、「備考」に「摘要」に説明を加える補足情報を記入しましょう。 「摘要」は「摘要」を見ただけで取引内容を理解できますが、「備考」は「備考」を見ただけでは取引内容はわかりません。

会計ソフトにおける摘要の入力

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パソコンで仕訳入力する場合に一番手間がかかる項目は、摘要です。月日、伝票番号、金額は、数字入力で済みます。勘定科目は漢字ですが勘定科目数は200~300個なので画面から選択しやすいです。 摘要は、数が多いので入力が一番手間がかかります。仕訳量の多い会社では、時間もかかるし入力ミスも多くなります。会計ソフトでは、勘定科目ごとに補助科目を設定して摘要を補助科目に登録したり、仕訳パターンごとによく使われる摘要をあらかじめ登録し入力の手間をできるだけ省けるように工夫されています。

消費税と摘要

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消費税ができるまでは、摘要は仕訳の内容の説明だけ書けば十分でした。実際、ほとんどの会社が摘要欄には簡単に記帳していました。しかし、消費税ができて状況が変わりました。 事業者が消費税を納税する際には、仕入れや経費で支払った消費税分は控除することができます。これを仕入れ税額控除といいます。会社にとってはありがたい制度なのですが仕入れ税額控除を受けるための帳簿には、「取引先名」と「取引内容」を記載しなければなりません。 伝票起票時に「取引先名」と「取引内容」を記入しなければ、仕入れ税額控除を受けるための帳簿が作成できません。たとえばいままでタクシー代だと摘要にはタクシー代だけ記入すればよかったのですが、消費税導入以降はタクシー代に加えてタクシー会社名も記入するようになりました。

消費税導入以降、摘要の重要性は以前よりも高くなりました。摘要には「取引先名」と「取引内容」の漏れがないように注意しましょう。 消費税は、平成31年10月1日に改正が予定されています。税率が8%→10%に上がり新たに消費税の軽減税率制度が実施されます。 国税庁の資料によると軽減税率の対象品目の取引は、帳簿に対象品目であることを記入しなければいけなくなるのです。請求書には、対象品目であることを記入したうえで税率ごとに合計した対価の金額を税込みで記載する必要があります。

摘要を使いこなそう

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摘要について理解できましたでしょうか。他の言葉と混同しがちですが、きちんとその意味と使い方を知っていくことはとても大切です。ぜひ、『摘要』を正しく使いこなして、平成31年の消費税改正に備えておきましょう。

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