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トリップの意味や使い方|電気/サーマル/フィールド/機械/ネット

社会人常識

あなたも『トリップする』といった表現を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はこの言葉は2つの意味を持ち合わせており、使い方によって全く別の意味をもっているのです。今回は『トリップ』という言葉の本来の意味と合わせて状況別の使い方をご紹介します。

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トリップとは?

あなたも一度は『トリップする』といった言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。『トリップ』と聞くと真っ先に麻薬が想像されますが、実はトリップという言葉は2つの意味を持っています。 今回は『トリップ』という言葉に着目して、意味や、状況別での使い方についてご説明していきましょう。早速この言葉が持つ意味について説明したいと思います。

トリップは短期間の旅行を意味する

まず『トリップ』という言葉の第一の意味として『短期間の旅行』が挙げられます。『ワンデートリップに行きましょう』といった例えがあるならば『日帰り旅行に行きましょう』といった意味を持ちます。 もちろんもう一つの意味はあるものの、旅行の意として使われていることも間違いではありません。上の写真にあるように旅行雑誌の名前にも使用されているのです。

トリップは麻薬の幻覚症状の意味としても使われる

トリップは『短時間の旅行』という意味を持つだけでなく、『麻薬などによって引き起こされる幻覚症状』や『陶酔状態』になることを指しています。この意味を用いると『麻薬でトリップしちゃった~』というような使い方をします。 しかし麻薬とは一概に薬物だけに限らず、人間の脳からも麻薬に似た成分が分泌されています。その意味を持ってもトリップ状態とは普段の自分とは違った状態にあることを指すので、興味のある人は上の写真の本を読んでみることをオススメします。

トリップのその他の意味

トリップは主に上記2つの意味として使われていることがほとんどです。しかし場合によっては『工場などの施設において意図せず運転が停止してしまうこと』『牛や羊といった動物の胃を煮込んだ料理』のことを指していることもあります。滅多に使われることはありませんが、『トリップ』のその他の意味として覚えておくと良いでしょう。

状況別でのトリップの意味と使い方

さて、トリップとは『短時間の旅行』や『麻薬などで幻覚症状を引き起こした状態』、『陶酔状態にあること』を意味しています。しかし実際に『トリップ』と聞くことは意外にも多く、この2つの意味以外の場所において使われているのを耳にします。 ここでは『トリップ』が使われているそれぞれの状況別に、その意味を解説していきたいと思います。一度は耳にしたような言葉が中にはあるのではないでしょうか。自身の思いつくものと一つずつ照らし合わせながら見ていきましょう。

電気がトリップしたらどうなる?

『電気がトリップする』といった表現でトリップが用いられた場合、『電気回路に定められた容量以上の電流が流れた時、回路や機器を保護するために自動的に電源が断たれること』を意味します。意図しない、予想だにしていない状況での急な遮断のことをトリップと表現しています。

過電圧、過電流などに対してインバータの保護機能が動作して、インバータからモータへの電力供給を遮断すること。

サーマルがトリップする?

『サーマルがトリップした』とい言った場合、上の電気回路と同様にモーターなどに負荷がかかりすぎてしまい過熱防止装置や過電流防止などの装置が自動的に起動した、ということを意味しています。このような状態を『トリップした』と表現します。

フィールドトリップって何のこと?

『フィールドトリップへの参加』こんな表記を目にしたことがないでしょうか。フィールドトリップとは日本語で表すと言わば『修学旅行』のようなもので『何か目的があってその地に足を運ぶ遠足』と言っても良いでしょう。 いつでも行けるような場所であっても、わざわざ行かないな、というような場所もフィールドトリップに参加することで、同じ目的をもって周囲の参加者たちと取り組むことができるのです。日本で言う遠足も『フィールドトリップ』となると何だか感じ方が変わってきます。

機械・発電機がトリップするって何?

発電機や機械においても『トリップした』という表現を使うことがあります。この表現は上の電気回路のトリップと同様に、機器へ負荷がかかりすぎること(過電流)で強制停止や安全装置が作動することを指します。

交通関係で使うトリップとは?

交通関係でもトリップが使われています。トリップの意味を考えて交通をかけると、何か事故に繋がるような重大なことかと思いがちですが、ここで言うトリップとは『トリップデータ』のことを指しています。 正式名称を『パーソントリップ調査(PT調査)』と言い『人の動き』を調査する『いつ、どこから、どのような人が、どのような目的で、どのような交通手段を利用したか』に重点をおいた、人の1日の流れや動きを捉えることを言います。 この調査を綿密に行うことで、今後の施設計画や交通計画の改善点や検討に役立てているといるのです。『トリップ』の本来の意味とかけ離れていますがこの調査においての使い方として覚えておきましょう。

「トリップ(Trip)」は、ある目的(例えば、出勤や買物など)を持って起点から終点へ移動する際の、一方向の移動を表す概念

音楽でのトリップの意味は?

音楽においてジャンルのカテゴリにTrip Hop(トリップホップ)と呼ばれるものがあります。ヒップホップから影響を受けたことにより発展したと言われる音楽ではありますが、音楽雑誌がカテゴリとして加えたものであるため、あまりメジャーとは言えません。 また、どちらかと言えば音楽でのトリップは『音楽でトリップする』という意味の方で使われることが多いです。リズムや演奏、音や映像でまるで異空間にいるような感覚(グルーブ感)のことを『トリップ』と位置づけられています。

ネット用語でのトリップとは?

ネット用語(2ちゃんねる)においても『トリップ』という言葉が多様されています。トリップだけではなく略して『トリ』とも言われており、悪用防止のためにつけられた文字列のことを指しています。スレ主や2ちゃんねるの常連ユーザーは『トリップ』をつけることでなりすましの防止を行っています。

トリップの使い方は状況で全く違うことを意味する?

上記で『トリップ』の意味がネット用語として使われていることをご紹介しました。『スレ主って何?』『なりすましって?』と中には違和感を持った人もいるのではないでしょうか。2ちゃんねるにおいてスレッドの主になることを『スレ主』と言います。 人気のあるスレ主であれば、そのスレ主に成りすましてアクセス稼ぎをする人がいたり、嘘の情報を流す人がいるために、あらかじめなりすまし防止を行っているユーザーが一定数いるため『トリップ』という文字列でスレ主を保護しているということです。 また、電機関係に関しては急に電源が遮断することを指し、交通系のトリップと言えばPT調査のことを指しています。これらすべてにおいて共通しているのはどれも『トリップ』という言葉が使われています。しかし状況別で初めに説明した意味とは異なった使い方がされていることご理解いただけたのではないでしょうか。

トリップを使った例文

トリップの状況別での意味や本来の意味が理解できたところで、ここでは実際に『トリップ』を使った例文をご紹介していきましょう。『トリップ』は日常生活においても非常によく耳にすることの多い言葉の一つです。使い方を知っておくことで自分自身日常的に使うことができるので覚えておくと良いでしょう。

●短時間の旅行といった意味でのトリップの例文● 『ワンデートリップへの招待があったけど参加する?』 『気分転換にちょっとしたトリップに出かけようか』 『この前トリップへ参加したんだけど温泉がとってもよかったよ』 このように『短時間の旅行』という意味で使うと非常に使いやすく言葉としてもスムーズに出る表現ではないでしょうか。横文字を使うだけでなぜかこなれた雰囲気が感じ取れます。

●幻覚症状や陶酔状態を意味するトリップの例文● 『薬でトリップしたと思われているが、明らかに正常な状態だった』 『昨日カップルが寄り添って歩いていたが完全に二人だけの世界にトリップしていたようだ』 『彼は麻薬中毒で常にトリップ状態にあるようなもの』 『薬物は怖い。バッドトリップに入ると何をしでかすか分からない』 薬での幻覚症状を表す言葉として使われてはいるものの、『二人だけの世界に酔いしれている=陶酔状態である』場合も『トリップ』は使うことができます。こういった使い方での『トリップ』はほとんどの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。使いやすい言葉の一つだと言えます。

トリップとの意味の違い

トリップは2つの意味を持っており『短時間の旅行』そして『薬による幻覚症状』や『陶酔状態』であることを意味しています。しかしこれらの意味と似たような言葉も少なからず存在しています。あなたはこの違いをご存知でしょうか。 ここでは『トリップ』の持つ意味との違いをご紹介しましょう。

トリップとトラベルの違い

旅行を意味する言葉に『トラベル』というものがあります。トリップは余暇を存分に楽しむための『短時間の旅行』であることに対してトラベルは『一般的な旅』のことを意味しています。となると日帰り旅行や1泊だけの旅行など短い旅は全て『トリップ』になるのかというとそうではありません。 意味だけ考えると『短時間の旅行』は『トリップ』と言いますが、『旅行すること』自体の総称として『トラベル』は使われているとも言えます。また、これらの大きな違いはトリップは名詞であり、トラベルは動詞であるという点も挙げられます。 ・go on a trip⇒旅行(名詞)に行く ・travel around⇒あちこち旅行してまわる(動詞) このように意味は似ていてもそれぞれの使い方があるので状況に応じて使い分けると良いでしょう。

トリップとジャーニーの違い

トリップとトラベルに並んでもう一つの似た言葉が『ジャーニー』です。ジャーニーとは『長い旅』を意味しており、トリップの短い旅という意味と同じく名詞扱いとなります。ジャーニーは旅そのものというより『期間』のことを示しているため『移動期間』を表す際に用いられることがほとんどです。 ジャーニーが日常会話において使われる際は『旅行』というよりも『長い期間』であることから『旅』として日本語では表現した方が良いでしょう。このように『トリップ』『トラベル』『ジャーニー』とすべての言葉は同じ『旅』を指していますが、どれも意味が違ってくるので使い分けが必要な言葉だということが十分に分かります。

トリップは本来の意味を元に状況に応じて使われている

今回は非常に耳にする機会が多い『トリップ』に ついてご紹介しました。トリップは本来の意味が『旅行』に関連するものであること、そして『陶酔、幻覚状態』であることから普段と違った何か、を意味する表現として他の言葉でも応用されていることが分かります。 どの言葉も『トリップ』の本来の意味から来ているものばかりですが、意味の捉え方が変わってくるのでそれぞれの使い分けをマスターしてスマートに使えるようになりましょう。

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