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insertキーの使い方・無効化のやり方|windows/mac/excel・注意点

更新日:2024年01月28日

社会人常識

パソコンにあるinsertキーって使ってますか?ほとんどつかわない、全く使ったことがない、そんなキーがあるなんて初めて知った。いったい何に使うの?なんて声が聞こえてきそうです。そんなinsertキーについて書いてみました。

insertキーの使い方

insertキーは、パソコンの上部に配置されていて、挿入モードと上書きモードの切り替えを行います。通常は、「Insert」と刻印されていますが、キーボードによっては「INS」や「挿入」と刻印されている場合もあります。この記事では、insertキーの意味や使い方について書いています。

意味

insertの意味は、挿入です。insertキーの意味は、文字を入力するときに挿入する状態の挿入モードと上書きする状態の上書きモードの切り替えをする機能があります。現在、入力時の初期状態は、通常挿入モードになっています。

上書きモードと挿入モード

ここでは、上書きモードと挿入モードそれぞれの特徴について書きます。それぞれの特徴を理解して、上手に使い分けると、作業を効率アップすることが可能です。

上書きモード

文字のある場所で入力すると既にある文字が上書きされます。既にある文字を削除して入力したい場合に手間を省くことが可能です。すでに入力した文字を消しながら入力するのに削除する手間が省けますが。半面、消すつもりのない文字を消してしまって再度、入力しなければならなくなるリスクもあります。 上書きモード時のマウスのカーソルは、「■」の表示になります。

挿入モード

文字のある場所で入力すると、既にある文字は残ったまま新しく入力できます。既に入力している文字を残したい場合に便利です。また、既に入力した文字を間違えて消してしまわないようにするためにも有効です。挿入モード時のマウスのカーソルは、「Ι」の表示になります。

insertキーの利点

通常、入力時の初期状態は、挿入モードで常に挿入モードでも入力はできますが上書きモードの方が便利な場合があります。短い文章を打ち直すときに挿入モードだと削除してから打ち直さなければいけませんが上書きモードだと削除する手間が省けます。 郵便番号や電話番号といった桁数の決まったものの訂正するのもピンポイントで打ち直せるので上書きモードの方が便利です。特殊な例では、アスキーアートがあります。挿入モードで既に入力した文字がずれてしまうと元に戻すのが面倒です。上書きモードだと既に入力した文字がずれなくて済みます。

insertキーを使用したショートカット

インサートキーを使用したショートカットキーは、現在は、次の二つです。 ・Ctrlキー+insertキー コピーのショートカットキーです。Ctrlキー+Cキーと同じ機能です。 ・Shiftキー+insertキー ペースト(貼り付け)のショートカットキーです。Ctrlキー+Vキーと同じ機能です。 状況によって、CキーやVキーより打ちやすい事もあります。臨機応変に使い分けましょう。ここでは、insertキーを使用したシヨートカットを紹介しましたが、シヨートカットは、作業の効率化には欠かせない存在です。

insertキーの無効化のやり方

insertキーの短所をあげると文字を入力してる時に、間違えてinsertキーを押して上書きモードに変わったまま入力してしまって、大事なデータを消してしまうということがよくあります。それを防ぐために、insertキーを無効化にする方法があります。

windows

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初回公開日:2017年11月20日

記載されている内容は2017年11月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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