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「指針」の意味と使い方|辞書/法律/方針/指標/類語

更新日:2024年02月22日

言葉の意味・例文

貴方は指針という言葉についてどれほどの理解があるでしょうか。指針はビジネスでよく使う言葉で、似た意味の言葉も多くあります。そんな方針という言葉を正しく使えているか不安な方は安心してください。この記事では方針の意味や類語を紹介しているので読んでみてください。

「指針」の意味と使い方とは?

日常ではあまり耳馴染みのない「指針」という言葉ですが、ビジネスの世界ではよく用いられる言葉です。しかし「指針」という言葉には、似たような言葉が多くあり必要な場面で「指針」を使えない場合があります。 ビジネスの世界では特に言葉の力は強くなります。言葉によって相手が受ける印象にも違いがありますし、間違った意味で言葉を使っていると思いもしない恥をかいてしまう恐れもあります この記事では「指針」の正しい意味や使い方と類語についてご紹介しますので、正しい意味で適切に使えるようにするためにも参考にしてみてください。また難しく考える必要はなく、「言葉の知識が1つ増える」くらいの楽な気持ちで読んでみてください。

辞書での「指針」の意味とは?

「指針」という1つの言葉でも、ケースによって強調される意味が変わる場合があります。そこで、まずは辞書に載っている「指針」という言葉の基本的な意味をご紹介します。 指針とは磁石盤・各種のメーター・時計などの指示装置についている針の事です。また「向かうべき方向を示す方針・物事を進める上で頼りになるもの」などの意味を持っています。 どのケースで使う場合でも「向かうべき方向を示す方針・物事を進める上で頼りになるもの」という意味が基本となるので、しっかりと憶えておきましょう。

「指針」を用いた例文

・指針を定めるためにも多くの人の意見を聞く必要がある ・その意見は会社の指針から離れたものである ・今後もこの信条を自らの指針として貫く所存です

指針と方針の違いは?

「指針」と「方針」はとても似ていて、言葉の意味も「向かうべき方向を示す」という点で重複するため使う場合には、どちらを用いるべきか迷う場合があります。 また辞書などで双方の言葉の意味を調べても釈然としないと感じた方もいる事でしょうが、「指針」は進む主体となるものに対して外部から指し示すもので「方針は」進む主体となるもの自体が判断や決定をすることで示すものと考えてください。 分かりやすく説明すると指針は「一般的にはこうあるべき・こうしたほうがいいよ」という基準のようなもので、どちらかと言えば客観的と言えます。 そんな指針に対して「方針」は「こうするぞ・こうしなさい」などの一部の人間などの意思によって多数の人間の行動を左右する意味合いが強いです。感覚でいうならば主観的と言えるでしょう。 身近なものでいえば会社が掲げる行動指針や基本方針などがあります。

「指針」と「指標」の違いとは?

「指標」は物事の判断や評価を行うにあたり、その目印となるものを指します。指針と意味が似ていますが、少々ニュアンスが変わっています。 指針が行動の方向性を重視した意味合いが強いのに対して、指針は評価や判断の度合い自体を指し示す場合に用いります。似たような言葉ではありますが、違いを理解して適切に使えるようにしましょう。

指針の類語は?意味は?

ここからは「指針」と指針を使った言葉の類語と意味などをご紹介します。「方針・指標」の二つは記事内でも取り上げていますが、他にも類語が存在しています。 似たような意味でも複数の言葉を知っておくことで、その場面によって適切な言葉をチョイスすることができます。

類語1 「方針」

方針には「目指す方向・物事を計画実行する上での大まかな方向・方位を示す磁針」などの意味があります。 「○○方針」という形で用いると○○についての目指す方向や大まかな方向といった意味にできます。例えば「教育方針」でいえば、どのような教育を目指していくのかという方向性を指す言葉となります。 実際の例文では「わが社の基本方針は○○です。」となります。 教育や基本の他にも「会社・企業・経営・長期」などの言葉と合わせて使われるため、比較的よく使う語となっています。

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初回公開日:2017年11月13日

記載されている内容は2017年11月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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