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「指針」の意味と使い方|辞書/法律/方針/指標/類語

ビジネスマナー

貴方は指針という言葉についてどれほどの理解があるでしょうか。指針はビジネスでよく使う言葉で、似た意味の言葉も多くあります。そんな方針という言葉を正しく使えているか不安な方は安心してください。この記事では方針の意味や類語を紹介しているので読んでみてください。

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「指針」の意味と使い方とは?

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日常ではあまり耳馴染みのない「指針」という言葉ですが、ビジネスの世界ではよく用いられる言葉です。しかし「指針」という言葉には、似たような言葉が多くあり最も適切な場面で「指針」を使えない場合があります。 ビジネスの世界では特に言葉の力は強くなります。言葉によって相手が受ける印象にも違いがありますし、間違った意味で言葉を使っていると思いもしない恥をかいてしまう恐れもあります この記事では「指針」の正しい意味や使い方と類語についてご紹介しますので、正しい意味で適切に使えるようにするためにも参考にしてみてください。また難しく考える必要はなく、「言葉の知識が1つ増える」くらいの楽な気持ちで読んでみてください。

辞書での「指針」の意味とは?

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「指針」という1つの言葉でも、ケースによって強調される意味が変わる場合があります。そこで、まずは辞書に載っている「指針」という言葉の基本的な意味をご紹介します。 指針とは磁石盤・各種のメーター・時計などの指示装置についている針の事です。また「向かうべき方向を示す方針・物事を進める上で頼りになるもの」などの意味を持っています。 どのケースで使う場合でも「向かうべき方向を示す方針・物事を進める上で頼りになるもの」という意味が基本となるので、しっかりと憶えておきましょう。

「指針」を用いた例文

・指針を定めるためにも多くの人の意見を聞く必要がある ・その意見は会社の指針から離れたものである ・今後もこの信条を自らの指針として貫く所存です

法律での「指針」の意味とは?

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指針には法律などにも関係する意味で「ガイドライン」と呼ばれるものがあります。意味は指針と同じで、ガイドラインの場合は政府や団体が指導方針として示す大まかな指針や指導の目標、基準となる目安などを示すものです。 例えば、国交省の安全輸送ガイドブックには荷主や運送会社の「事業主や運転手」などの輸送事業に関係するものに順守するべき項目として示しています。 ただ、ガイドブックには法的な拘束力がないため、あくまで「守るべき」基準の目安を示しているということを憶えておきましょう。 また、ガイドラインにはワープロなどで位置を示す線・罫線を指す意味もあります。

指針と方針の違いは?

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「指針」と「方針」はとても似ていて、言葉の意味も「向かうべき方向を示す」という点で重複するため使う場合には、どちらを用いるべきか迷う場合があります。 また辞書などで双方の言葉の意味を調べても釈然としないと感じた方もいる事でしょうが、「指針」は進む主体となるものに対して外部から指し示すもので「方針は」進む主体となるもの自体が判断や決定をすることで示すものと考えてください。 分かりやすく説明すると指針は「一般的にはこうあるべき・こうしたほうがいいよ」という基準のようなもので、どちらかと言えば客観的と言えます。 そんな指針に対して「方針」は「こうするぞ・こうしなさい」などの一部の人間などの意思によって多数の人間の行動を左右する意味合いが強いです。感覚でいうならば主観的と言えるでしょう。 身近なものでいえば会社が掲げる行動指針や基本方針などがあります。

「指針」と「指標」の違いとは?

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「指標」は物事の判断や評価を行うにあたり、その目印となるものを指します。指針と意味が似ていますが、少々ニュアンスが変わっています。 指針が行動の方向性を重視した意味合いが強いのに対して、指針は評価や判断の度合い自体を指し示す場合に用いります。似たような言葉ではありますが、違いを理解して適切に使えるようにしましょう。

指針の類語は?意味は?

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ここからは「指針」と指針を使った言葉の類語と意味などをご紹介します。「方針・指標」の二つは記事内でも取り上げていますが、他にも類語が存在しています。 似たような意味でも複数の言葉を知っておくことで、その場面によって最も適切な言葉をチョイスすることができます。

類語1 「方針」

方針には「目指す方向・物事を計画実行する上での大まかな方向・方位を示す磁針」などの意味があります。 「○○方針」という形で用いると○○についての目指す方向や大まかな方向といった意味にできます。例えば「教育方針」でいえば、どのような教育を目指していくのかという方向性を指す言葉となります。 実際の例文では「わが社の基本方針は○○です。」となります。 教育や基本の他にも「会社・企業・経営・長期」などの言葉と合わせて使われるため、比較的よく使う語となっています。

類語2 「指標」

指標は「物事を判断する場合や評価するにあたり目印となるもの」です。「指標」が使われている例としては「指標生物」が理解しやすいでしょう。 指標生物とは生育している地域の環境条件を判定するために用いられる生物や群集を指す意味があります。例えば水系の環境判定に欠かせない富栄養化の目安は「フナ・イトミミズ」などの生物です。 「指標」の意味に当てはめて「指標生物」という言葉を考えると、指標生物における物事の判断や評価とは生育地域の環境判定になります。そして指標はそれらの目印となるものを指す意味がありますので、この場合は「フナ・イトミミズ」などの生物を指す意味となります。 このように、判断や評価の過程や結果を示す意味ではなく、あくまで基準や評価のための目安を示す目印として「指標」という言葉を使います。

「指針として」の類語

「指針として」は「○○は今でも自らの指針として~」のように使いますが、どの意味を強調したいか・しているかによって用いる事ができる類語に違いがあります。 生きていく上で自らが参考としているものを表現する場合には「頼りとして・手引きとして・拠り所として・バイブルとして」などの言葉があります。 物事の見当をつけるための目印としての意味を表現している場合には「バロメーターとして・手がかりとして・指標として・目安として」などが使われます。 そして基準や規則を守る意味合いで使用するならば「則って・準拠して・基準として・逆らわず・従い」などを用いる事ができます。 このように多くの似た意味を持つ言葉がありますが、自らが表現したい意味に最も適した言葉を使えるように言葉のレパートリーを増やしていきましょう。

「行動指針」の類語

続いて「行動指針」の類語についてです。辞書などの意味では「行動するための基本となる方針・どのような考えでどのように動くかの方針」とされています。 この行動指針を個人による行動の規則を表現する場合に用いる際には「主義・プリンシプル・信条」などの類語があります。 行動指針という言葉が一番使われやすい、企業が自らの目指すものを共有しているものという意味では「専業理念・スローガン・会社の理念・標語・社是」などの類語があります。 また特定の状況下でどのように行動するかという意味でいえば「判断基準・身の処し方・いかに行動すべきか・対応方法」などの類語があります。 日常生活では、あまり「行動方針」は使われませんが、ビジネスの場面で用いられる場合が多いです。

ケースに応じて「指針」を使おう

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指針は「指標・方針」などの似た意味の言葉が多いので、ケースに応じて適切な言葉を選ぶ必要があります。 ケースに応じて正しく言葉を選ぶには、似た意味の言葉を自らが知っておく必要があり、正しい意味を理解していないと、他人に指摘されたりで思わぬ恥をかく場合があります。 また、日常生活ではあまり使われずにビジネスの世界で多く使われる言葉という点でも、言葉の理解は不可欠な問題と言えるでしょう。 今回ご紹介させていただいた「指針」の意味や類語などは、間違いなく読んでいただいた方の知識になって役に立ちます。「指針」に限らず言葉のレパートリーや知識を増やしていきましょう。

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