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IT未経験でITエンジニアに転職する際の注意点|求人・志望動機

転職ノウハウ

IT未経験でITエンジニアになれるのか?なれるのならば、注意するべきことはなんなのか?それらを紹介します。また、30代・40代での求人についてと、派遣・新卒・既卒の求人についても紹介していきます。その場合の転職志望動機についても触れていきます。

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IT未経験でITエンジニアに転職する際の注意点について

IT未経験でITエンジニアに転職することはできるのか。結論を述べますと「IT業界が未経験でも可能」ということになります。ですが、未経験であるため既に経験済みの方とは差ができてしまっているのも事実です。経験済み・未経験、その差を埋めるために注意する点について紹介します。

前提として

ITエンジニアというのは、その名のとおりIT関係の技術者です。当然IT関連の知識が求められます。未経験である場合、即戦力と成りうるような知識というのは持ち合わせていないのが普通です。ですが、教育が行われるとしても、IT関連の一般的な用語と意味程度は知っているべきです。採用されるかどうかも含め、ここでまず差がついてしまうと考えてください。

研修を受ける際の注意点

情報系の大学生や専門学校生のような知識がある方であっても、そのまま現場に出ることはまずありません。当然研修が行われ、現場に出るための知識を教えられます。そして、研修後も学習は続くと考えてください。IT系未経験者である場合、特に学習が必要となります。 基礎的な部分から、プログラマであればプログラム言語(場合によっては複数種)の学習が主になります。SE(システムエンジニア)となれば、さらに設計書に関することも学習することになります。 特にプログラム言語は、何か一つでも学習したことがあるかで、習得スピードが大幅に変わります。未経験者は、IT系の基礎的な学習が終了している方よりも、学ぶべきことが多いという認識を持ってください。 未経験であるため、多岐にわたる学習が必要となることを把握すると共に、その学習についていけるか。理解できない場合に適切な質問と学習が行えるか。IT系未経験者として、その業界に飛び込む前に今一度考えてください。

自己PRについて

未経験であることを受け入れる

IT関連未経験者の場合「未経験なのになぜIT系を選んだのか」ということが重視されます。当然しかるべき回答が必要となります。「IT業界でなければならない理由」というのをまず考えましょう。「絶対にこの業界で働いていく」という強い意思を見せることは、そのまま仕事への熱意を伝えることになり、非常に重要です。 そして、先に「差ができている」ということと「更なる学習が必要」と述べました。未経験であっても、それを埋め、学習についていく「意欲」を強くアピールする必要があると考えてください。

他の経験を打ち出す

別業種でも経験がある場合は、ぜひそれを活用してください。例えば、人とコミュニケーションをとり仕事をすることやトラブルが発生した場合の対応力などです。仕事の場合、普段のそれとは求められるレベルが異なり、それを経験しているという社会人としての根幹となるものは変わらないからです。 コミュニケーション能力にも含まれますが、人に指示を出すような経験というのも重要になります。人を扱うということは難しいもので、いつまでたっても慣れないという方もいます。これまでの経験を上手くアピールすることができれば、IT業界未経験であっても、他の方にはない強みを持っているということを示せます。

未経験でもITエンジニアの求人はあるか

30代で未経験の場合

30代でIT系未経験の場合、求人は確実に減るとおもっていいでしょう。未経験であることもそうですが、求人の対象年齢からどんどん外れていってしまうからです。しかし、悲観することはありません。それでもいいと考える企業もあります。大手企業の求人はなくなってしまう可能性はあります。まずは、丹念に探し自分に合うものへどんどん応募することです。

40代で未経験の場合

当然30代の場合よりさらに少なくなります。求人では「年齢不問」を掲げていても、別の応募者と比較して、年齢による判断が行われるということも多くなります。長く働いてもらいたいという企業側の意図や、新人としての扱いにくさなどの問題が顕著になるからです。未経験ならばなおさらです。 この時「やはり40代では」と考えてはいけません。40代で未経験でもまったくないわけではありません。考えるヒマがあるなら次の応募に向けて動いてください。「厳しいのは当たり前」であると意識することが重要です。

派遣の場合

現在、派遣社員だったからという経歴上の理由で、求人やその結果が左右されることは少なくなっています。古い体質の企業が相手であれば意識されることがありますが、派遣社員からの転職であるということはあまり考えなくても構わないと言っていいでしょう。意識するべきは「未経験である」という点となります。 ITエンジニアというのは技術職ですから、経験不問の求人というのは、やはり少なくなります。厳しい状況であるということは忘れないでください。厳しい状況だからこそ、しかるべき準備をし、早く技術を身につけるためにも早く動くことを心がけましょう。

新卒の場合

大学で理系・情報系の学部を選択しなくても、ITエンジニアになりたいと思う方はいらっしゃいます。そして、そのまま問題なくITエンジニアとなり、働く方もたくさんいらっしゃいます。大学で学んだり、資格を持っている方と比べれば不利ではありますが、IT系未経験だからと言って、悲観する必要はありません。チャンスは必ずある。そう考えてください。

既卒の場合

新卒採用が主であるため、既卒の場合は新卒と比べて厳しくなると考えてください。かといって、その問題が完全に放置というわけでもありません。卒業後三年以内ではありますが、厚生労働省は既卒者について以下の支援を行っております。

三年以内既卒者等採用定着奨励金 学校等の既卒者や中退者の応募機会の拡大および採用・定着を図るため、既卒者等が応募可能な新卒求人の申込みまたは募集を新たに行い、採用後一定期間定着させた事業主に対して奨励金を支給します。  (平成28年2月10日から平成31年3月31日までに募集等を行い、平成31年4月30日までに対象者を雇入れた事業主が対象です。)

詳細は、上記サイトをご覧になっていただくことになるのですが、既卒者を採用することにより、企業側にメリットが発生するということです。その他の求人サイトでも既卒者の支援を行っているところがあります。 ただ、それで十分かというと、そういうわけではありません。緩和はされても厳しいのが現実です。使えるものは使い、手を尽くして年数というハンディキャップを乗り越えましょう。

IT未経験者の転職志望動機

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30代の場合

30代ともなれば働き盛りと言えます。その分野での経験を積み、立場も上がっているでしょう。その状況を捨て、新しい分野で働くとなれば、応募された企業側としても疑問を持つことになります。先に自己PRでも挙げましたが「IT業界でなければならない理由」というのを明確にするべきです。 そして、志望動機として当然のことでもありますが「IT系企業の中でもその会社でなければならない」ということを盛り込むことを考えてください。30代であって未経験であっても、御社で働きたい。その強い意思が見えるようにしてください。

40代の場合

基本的には30代の場合と同じであると考えてください。「理由」と「意思」を伝える。それが重要になります。 違うのは、別業種での期間がさらに長いということです。経験も立場も段違いであると言えるでしょう。そのため、より強く思い、伝えるということを意識してください。企業側の見る目も相応に厳しくなっています。厳しいことばかりの中で「それでもこの人を採用しよう」と思わせる、自分だけの「意思」を伝えましょう。

案ずるより産むが易し

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基本的に「厳しい状況である」ということをお伝えしてまいりました。しかし「道は閉ざされてはいない」というというのもまた事実です。冒頭で、結論として「IT業界が未経験でも可能」と書いたのもそこから来ています。 古代中国の書物「易経」を元にする言葉に「窮すれば通ず」という言葉があります。窮地に陥ったからこそ見える活路というものもあります。どうか、希望を捨てず前向きに努力してください。

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