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ファーストネーム・ラストネーム・ミドルネームの違い

ビジネスマナー

日本人にはあまり馴染みのないファーストネーム・ミドルネーム・ラストネーム・ファミリーネームのそれぞれの意味や覚え方、表記の順番、表記の仕方、また特別な書き方などについて詳しくご紹介しています。英語の自己紹介にも役立つポイントもあります。

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ファーストネーム・ラストネーム・ミドルネーム・ファミリーネームの違い

日本人の場合、氏名は苗字と名前がありますが、主に欧米ではファーストネーム、ラストネーム、ミドルネーム、ファミリーネームがあります。そこで、それぞれの名前の意味や違いについてみていきましょう。

ファーストネーム

「ファーストネーム」は日本語で言う「名前」です。氏名のファースト(一番初め)にくることからファーストネームと呼ばれています。

ラストネーム

「ラストネーム」は日本語で言う「苗字」「姓」です。名前の最後(ラスト)につけることからラストネームと呼ばれています。

ミドルネーム

ミドルネームは主に欧米の人たちの名前で使われ、ファーストネームとラストネームの間に入っている名前で真ん中(ミドル)にある名前なのでミドルネームといいます。ミドルネームは欧米人全てが持っている名前ではなく、また必ずしも真ん中(ミドル)にあるとも限りません。ミドルネームは国や地域によって前にきたり後ろにきたりと統一はされていないということです。 そしてミドルネームは略されることもあり、例えばジョン・F・ケネディさんの場合はミドルネームのフィッツジェラルドを略して「F」とされ、サミュエル・L・ジャクソンも同じように略されています。この場合はミドルイニシャルとも呼ばれています。 またミドルネームは、キリスト教の洗礼名やご先祖の名前、母親の旧姓、尊敬する人の名前などを付けることが多くあります。欧米では子供に親と同じ名前を付けることもあるなどの理由でミドルネームをつけているということです。

ファミリーネーム

ファミリーネームはその意味のとおり、家族の名前つまり「姓」「名字」です。ラストネームともいいますが、ファミリーネームともいいます。特に違いはありません。他にもSurname(サーネーム)がありますが、こちらはビジネスシーンで使うと好感が持たれるでしょう。

ファーストネームとラストネーム、どっちから言うべき?

欧米などの国では氏名は「ファーストネーム(名前)」「ラストネーム(苗字)」の順番となります。日本人の場合には「苗字」「名前」の順番ですのでまったくの逆になっています。ではもし外国人に自己紹介をする場合には、どう言えばいいのでしょうか。 主に欧米では親しみを込めてファーストネーム(名前)で呼び合うことが多く、これはビジネスの場でも同様です。そのような習慣からもしフレンドリーにしたいなと思えば欧米流に「ファーストネーム(名前)」「ラストネーム(苗字)」の順番で自己紹介をするといいのではないでしょうか。 日本人だから日本式で「ラストネーム(苗字)」「ファーストネーム(名前)」の順番で自己紹介しても特に問題はありませんが、名前の順番から欧米の方であれば最初に苗字を言うことで苗字が名前だと勘違いすることも考えられます。その時には一言説明を加えるといいでしょう。

ファーストネームとラストネームの順番は?

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書類などの表記

旅行やビジネスでも海外へ行くとなると、各空港のイミグレーション(移民局)で出入国審査があります。出入国審査では国によって出入国カードや税関申告書などの書類を書き、係員へパスポートと一緒に提出しなければいけません。 この書類の名前の書き方ですが、通常名前の欄には「ファーストネーム(First Name)」「ラストネーム(Last Name)」と書かれていることが多いので、そのとおりに書きましょう。もし、指定がない場合には自分のパスポートに記載されているとおりに名前を記入するといいでしょう。特に難しく考えることはなく、指定されたとおりに記入すれば大丈夫です。

パスポートの表記

日本のパスポートの顔写真のページには、名前や生年月日、パスポートの有効期限などが記載されています。ただ、名前の欄には「ファーストネーム(First Name)」「ラストネーム(Last Name)」とは書かれておらず、「姓/Surname」「名/Given name」となっています。 混乱することがありますが、「サーネーム(Surname)」は「ラストネーム」「ファミリーネーム」と同じです。「ギブンネーム(Given name)」は「ファーストネーム」となります。 もし、何かの書類で「パスポートに記載されている名前」の記入が必要であれば「姓/Surname」「名/Given name」の順番で書くようにしましょう。

ファーストネームとラストネームの覚え方

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日本と同じように姓名を「苗字」「名前」の順番にしている国はあまり多くありません。日本以外ではアジア圏の中国・韓国・北朝鮮・台湾・ベトナム・インドの一部が姓名を「苗字」「名前」の順番にしています。 ヨーロッパでは「ファーストネーム(名前)」「ラストネーム(苗字)」の順番ですが、ハンガリーだけは、日本と同じように姓名を「苗字」「名前」の順番にしています。また欧米だけでなく英語圏・フランス語圏・スペイン語圏・ドイツ語圏・イタリア語圏においても「ファーストネーム」「ラストネーム」の順番ですので、「ファーストネーム」「ラストネーム」については覚えておくと便利です。 では「ファーストネーム」「ラストネーム」の覚え方についてですが、「ファーストネーム」は最初にくる名前なので「名前」のこと、「ラストネーム」姓名の最後にくるから「苗字」と覚えておきましょう。これは欧米などでは姓名は「ファーストネーム」「ラストネーム」の順番だということが前提ですので忘れないようにしてください。

ファーストネームとラストネームの間にはカンマは必要?

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「ファーストネーム」「ラストネーム」で名前を書く場合にはカンマ(,)は必要ありませんが、「ラストネーム」を先に書く時にはラストネームの後ろにカンマ(,)を書きます。そうすることでファーストネームとラストネームが逆であることがわかります。これは人名簿(directory)などでも多く使われている表記方法です。例えば Tommy Lee Jones さんの場合は、Jones, Tommy L となります。 これは名前に比べて苗字が独特なものがあり、苗字を前にする事で見やすくなる、また検索もしやすくなるからと言われています。 日本人が自分の名前を書く時にも例えば「田中太郎」さんなら姓と名を逆にすることなく「Tanaka, Taro」という表記になります。

ファーストネームとラストネームはどちらを大文字で書くのか

名前をローマ字で書く場合、ファーストネームとラストネームはどちらも大文字で書けばいいのでしょうか。もしくはどちらかを小文字にすればいいのか、迷うこともあります。文章の中に出てくる固有名詞については最初の文字だけ大文字にすることが一般的です。 名前の場合も姓と名のそれぞれの最初の文字だけ大文字で書きますが、例えば英文の履歴書でしたら、一番上に全て大文字で名前を目立たせるように書きます。またEメールの署名などでは苗字だけをすべて大文字で書く場合もありますが、こちらについてはネイティブの方は違和感があると感じる場合があります。 また公的な書類の場合は全て大文字、または小文字などのように指定されている場合に指定とおりに書きましょう。

ファーストネームとラストネームは欧米文化

ファーストネームとラストネームは欧米の文化となりますので、留学や就職などで欧米で生活、勉強をする以外にはあまり気になりません。少数派とはいえ世界でも日本と同じように姓名を「苗字」「名前」の順番としている国はあります。 また英文での正式な書類などで名前の表記が指定されている場合には、それに従って書く事になりますが、自己紹介などで名前を言う機会があれば、ご自身が「名前で呼んでもらいたいな」と思えば「ファーストネーム」「ラストネーム」の順番で、もし苗字で呼んでもらいたいと思えば「ラストネーム」「ファーストネーム」の順番にしてみてもいいのではないでしょうか。

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