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引越し挨拶の品物のマナー・挨拶の品物は必要か・人気の品物

ビジネスマナー

引越しの挨拶や持参する品物は、引越し先だけでなく、今まで住んでいた家の近所へも、お世話になった意味を込めておうかがいする必要があります。何を選べばいいのか、どの家に挨拶をするべきなのか、いざというときに迷わないよう詳しくご紹介します。

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引越しの挨拶の品物マナー

引越しは人生でそう何回もするものではありませんが、引越しにあたって近所の人に挨拶をするのはマナーとされています。 黙って引越していく、また黙っていつの間にか入居している、といった行動は不審に思われたり、悪印象を与えてしまいます。特に引越し作業は人の出入りが激しく、大きな音を立てますので、事前に挨拶をしておくだけでも、周りの人の対応が変わってきます。 引越しの挨拶にうかがう際、持参する品物についてのマナーを詳しくご紹介します。

のし

引越しの挨拶にうかがう際、品物を持参する時にはのしを付けるのがマナーです。直接手渡しをするため、のしは外のしにします。外のしは、品物を包装紙で包んだ上からのしをかけます。 ・旧居で挨拶をする場合は、のしの表書きは「お礼」もしくは「御礼」にします。 ・新居で挨拶をする場合は、のしの表書きは「ご挨拶」です。

品物にかける金額と相場

引越しの挨拶に持参する品物の値段ですが、あまり高価な品物にすると、かえって相手に気を遣わせてしまいます。お返しは不要の品物なので、金額の相場は500円から1000円程度となります。 ただし大家さんや管理人さんなど、今後色々とお世話になることも多い方に対しては、1000円から2000円程度の品物を用意しましょう。

引越しで挨拶に回る範囲

引越しの挨拶におうかがいする範囲は、一軒家の場合やアパート、マンションなどによって違いがあります。基本的には、生活をする上でご迷惑をかける可能性がある範囲、自分の家、部屋を中心に両隣と向かい側3軒に付け加える形です。

一軒家の場合

両隣と向かい3軒に加え、裏の家3軒も同じ敷地ですのでうかがいます。また自治会がある場合は、自治会長さんや町内会長さんにもご挨拶にうかがいましょう。地域での行事や、ゴミ捨ての場所やルールなどは、地域ごとに決まりがありますので、挨拶の時に聞いておくといいでしょう。

アパートやマンションの場合

両隣と自分の部屋の真上と真下のお宅にご挨拶にうかがうのがマナーです。また同じフロアで、共用の廊下やエレベーター、階段の前のお部屋にも、引越しの出入りでご迷惑をかけますので、忘れずに挨拶しておきましょう。マンションなどで、管理人さんが常駐している場合は、管理人さんにも挨拶をするのがマナーです。

引越しの挨拶の品物は絶対に用意した方がいい?

引越しの挨拶は、元住んでいた家と、新しく住む家と両方でするのがマナーです。そうはいっても、手土産の品物を用意するとなると、費用もかかってしまいます。手土産なしで挨拶をしても、相手に失礼にはならないのでしょうか。状況別に詳しくご紹介します。

旧居

前に住んでいた家、旧居での挨拶は、顔を合わせる程度のご近所の方、親しくお付き合いをしてきた近所の方、自治会長や町内会長、管理人さんなどです。 お世話になった方やお付き合いのある方に対しては、引越しの挨拶の際には、品物を持参しましょう。それ以外の方や自治会長、町内会長には、引越しをすることを伝え、騒音などでご迷惑をかけることへのお詫びをいうだけでかまいません。特に近隣の方々へは、お付き合いがなくても引越しすることはきちんと伝えることが必要です。 さらに両隣の家には、引越しのあと万が一の忘れ物が合った場合など、不始末があった時には連絡をしてもらえるよう早めにご挨拶をしておくといいでしょう。

引越し先の近所

引越した先では、引越しの前後だけでなく、今後も長くお付き合いをすることになりますので、挨拶はもちろん気持ちだけの金額になったとしても、品物は必ず持参するようにしましょう。 遠方の場合はすぐに挨拶にうかがうことは難しいですが、引越しの日程が決まった時点で一度足を運んで近所に挨拶とお詫びだけにうかがい、引越ししてからなるべく早いうちに改めて挨拶するようにしましょう。

状況別引越しの挨拶の品物

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引越しの挨拶に持参する品物については、住む場所や相手のことも考えて用意するようにしましょう。古くから引越しの挨拶に持参する品物として、引越し蕎麦を配る風習がありますが、最近ではアレルギーのこともあり、あまり一般的ではありません。 またお世話になることが多くなる大家さんや管理人さんには、他の引越しの挨拶の品物とは金額も別になります。相手に合わせたおすすめの品物をご紹介します。

新築

新築の家の場合は、工事が始まった時から両隣など騒音でご迷惑をかけるお宅へは、何度か挨拶におうかがいしているはずなので、また引越しの挨拶となると、品物を遠慮されることも少なくありません。 それでも今後頻繁に顔を合わせることになるご近所さんには、今後お世話になることも多いので、消耗品など、相手の負担にならない品物を持参しましょう。

社宅

社宅では会社でのお付き合いも関わってきますので、きちんと挨拶することが必要です。社宅に住む人たちはすべて関係者であり、仕事でもプライベートでも顔を合わせる機会がある相手です。そのため大変ですが、基本的には全戸のお宅に挨拶に行く必要があります。 社宅の構造や規模にもよりますが、1フロアに20戸から30戸程度あり、5階建てだった場合は、全戸だと100軒のお宅にご挨拶に行く計算になります。その場合はさすがに全部のお宅に挨拶するのは、金銭的にも大変です。 そういった場合は、同じフロアのお宅と、上下のお宅、そしてエレベーターや階段前の各階のお宅に挨拶に行くなど考えましょう。今後のことを考え、できるだけ全部のお家にご挨拶するのがマナーです。

アパート

アパートの場合は、それほど部屋数が多くない場合は、全部のお宅に挨拶に行っていいでしょう。ある程度部屋数がある場合は、1階に住んでいる場合と、2階以上の部屋に住んでいる場合とで、挨拶する先が変わります。

1階に引越した場合

両隣と、自分の部屋の真上の部屋に行きます。音は上下に響きやすいので、小さな子供がいる場合など、事前に「子供がいて、ご迷惑をおかけするかもしれません。」と断っておくだけでも、今後のお付き合いがスムーズになります。

2階より上に引越した場合

両隣と、自分の部屋の上下の階の部屋に挨拶にうかがいましょう。特に真下の部屋は、音や振動だけでなく、水漏れなどでご迷惑をかけることがあります。

マンション

マンションでもアパートと同じく、両隣と上下の部屋にご挨拶するのが基本ですが、できれば同じフロアの全戸に挨拶に行く方がいいでしょう。子供がフロアを走り回るなどして、迷惑をかけることは十分に考えられるからです。 さらにマンションの場合は管理人さんや、自治会がある場合も多いので、自治会長さんに挨拶もしておきましょう。

一人暮らし

一人暮らしの場合、特に女性は防犯の面からも一人暮らしであることをあまり知られない方がいいといえます。男性でも挨拶に行った先が女性の一人暮らしであった場合、必要以上に警戒されてしまう可能性があります。 ご近所が家族で住んでいるお宅が多いなら、挨拶をしておいた方がいざというときに心強いこともあります。逆に一人暮らしや単身者が多く住んでいるアパートやマンションなら、無理にご挨拶にうかがう必要はありません。 ただし近所に大家さんが住んでいる、また管理人さんがいる、という場合はこちらにご挨拶をして、近所でご挨拶をした方がいい人がいるかどうかを聞いてみるのも一つの方法です。

管理人

マンションなどで、管理人さんが常駐している場合は、引越ししたらすぐに挨拶にうかがいましょう。色々とお世話になることもありますし、引越してきて分からないことも多いので、教えてもらうこともあります。管理人さんがいるかどうかは、不動産屋や仲介業者に確認しておくといいでしょう。

大家

アパートやマンションなどの場合、近所に大家さんが住んでいらっしゃることがあります。大家さんにも引越しの挨拶はきちんとしておきましょう。不動産屋や仲介業者に確認し、早めに挨拶にうかがうようにしましょう。

引越しの挨拶の人気の品物

引越しの挨拶で、できれば相手に喜んでもらえる品物を選びたいところですが、何を選べばいいのか悩むことも少なくありません。そこで実際に引越しの挨拶でいただいて、喜んでもらえた、うれしかった品物について、詳しくご紹介します。

タオル

無難な品物ですが、タオルは人気アイテムの一つです。ただし金額的なことも考え、ハンドタオルのセットなど、使いやすい大きさのものを選ぶといいでしょう。柄付きのものよりも、無地の方が年齢を問わず使いやすいのでおすすめです。

ラップ

どこのお宅でも使うことのある消耗品なので、引越しの挨拶に品物として手軽です。ただしスーパーで買ってきたそのままを渡すのは失礼ですので、包装しておきましょう。贈答品の専門店で購入すれば、包装とのし付けを合わせてやってもらえます。

お菓子

お菓子はすぐに渡せないことも考えて、賞味期限の長いもの、湿気などの心配のない個包装のものを選ぶといいでしょう。管理人さんや大家さんなどに贈る場合は、お土産ものから選ぶのもいいでしょう。遠方から引越してきた場合は、元の土地の名物などがおすすめです。

洗剤

洗剤は消耗品で、もらうと助かる品物の一つです。ただし洗剤は決まったものを使うというお宅も増えていますので、すぐ使い切ることができる大きさのものを選ぶようにしましょう。食器洗剤や洗濯洗剤など、色々な洗剤がセットになった品物を選ぶのも喜ばれます。

お茶

お茶やコーヒー、紅茶のパックなども、引越しの挨拶に持参する品物としてよく選ばれます。味には好みがありますので、できれば小分けになっているパックのものを選ぶようにしましょう。 できれば紅茶とコーヒーがセットになった品物や、お菓子が一緒に入っている品物を選ぶと喜ばれます。

ティッシュ

ティッシュも、引越しの挨拶に持参する品物として人気があります。ただし小さな携帯用のものや、5個入りパックなどはいただいて助かるものの、挨拶の品物としては雑な印象を与えてしまうので、箱ティッシュの少し高級なものを選んで包装し、持参するといいでしょう。

トイレットペーパー

トイレットペーパーも消耗品なので、引越しの挨拶に持参する品物にはおすすめですが、さすがに大きなパックだとかさばってしまいます。香りや模様のついた高級なトイレットペーパーなども多く販売されていますので、個別包装されたものを用意するといいでしょう。

入浴剤

入浴剤もすぐ使うことができるので、引越しの挨拶に持参する品物としてぴったりです。ただし相手が使えないこともあるので、大きなパックではなく、個包装で色々な種類が入ったものや、詰め合わせなどを用意するといいでしょう。万が一使うことができない場合でも、他の人に差し上げることも可能です。

ゴミ袋

地域によっては指定のゴミ袋が決まっているため、それを引越しの挨拶の品物として送る人も増えてきています。必ず必要となるものなので、引越し先で決まった指定ゴミ袋があるなら、考えてみてもいいでしょう。

引っ越しの挨拶で送らない方がいいものは?

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引越しの挨拶にうかがう時に持参する品物は、管理人さんや大家さんにお渡しする品物以外は、同じものを贈るのがマナーです。ただし品物としてNGなものもありますので、間違って用意しないよう注意しましょう。 ・石けん 石けんは引越しの挨拶でも、お世話になった元の家の近所に配るものとされています。 ・手作りのお菓子 大袋のお菓子を自分でラッピングしたものは衛生面からみてもあまり好ましくありません。また口に入るものを初対面の人からいただくことに抵抗を感じる人もいます。 ・図書カードやお米券、クオカードなど 若い世代の人なら実用的で喜ばれるのですが、金額が明示されているので、年配の方にはあまり喜んでもらえません。 実際に、自分がもらってうれしいと思うものを選ぶのがおすすめです。金額的にも相手に負担にならないよう、周りで引越しの挨拶をした人に聞いてみるのもいいでしょう。

気持ちよくお付き合いを続けていくために

都心などでは、隣近所のお付き合いが希薄になったともいわれていますが、震災などでご近所同士のネットワークの大切さが改めて見直されつつあります。 生活している限り、お互いに持ちつ持たれつの関係になりますので、引越しの挨拶で顔と名前を覚えてもらうのは、今後のお付き合いのためにも大切なことです。中には、なかなか挨拶にうかがっても会うことができないといったことがあったりします。そういったことから、挨拶が面倒だと感じることもあるでしょう。 それでも近所に誰が住んでいるか、また誰が引越してきたのか、お互いに知っておくことは大切です。気持ちよく過ごすためにも、引越しの挨拶は最初が肝心です。好印象を持ってもらえるよう、きちんとするようにしましょう。

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