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おすすめの退職の時期|お得/目的別/職業別/気を付けること

転職ノウハウ

環境の変化や転職で、会社を辞める。そう決めた日から、辞めるまでの準備が始まります。せっかく決めた「退職」の覚悟を先輩・上司にスムーズに伝えるために、退職の切り出し方から時期、また、気を付けるべき点を紹介します。円滑に辞めて、次のステップ転職活動に繋げましょう!

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「会社辞めます」失敗しない退職の仕方

こんな理由で辞めます~目的別退職の時期~

【転職】

今の職場の就業規則や繁忙期から「退職しやすい時期」をまず見極めましょう。その際に、退職するまでに必要な期間(仕事の区切りや引き継ぎ期間など)を充分に考慮することが大切です。 考慮したのちに、その時期に合わせて内定がもらえるよう転職活動を開始し、自分なりのスケジュールを組み立てます。そして、できるだけ早く直属の上司に退職の意思があることを伝えましょう。 新規求人は、一般的に3~4月・9~10月が増えるため、後の転職活動の幅を広げるためにもその時期に合わせてもいいでしょう。

【結婚】

ここでも考慮したい時期として、繁忙期は避けて余裕のある時期に退職することです。「寿退社」という言葉もあるようにおめでたい退職理由なので、職場の皆様から祝福してもらえるような余裕のある期間を作るべきです。そこで、ベストな時期というものは退職をしたい日のおおよそ3か月前ぐらいでしょう。 報告の順序としては、まずは直属の上司に結婚の報告をします。その後に、退職の申し出をします。SNSには注意してください。上司に報告する前に、SNSから情報が先に漏れてしまっては不快な思いをされてしまう恐れもあるので、くれぐれもお気を付けください。

【妊娠】

大事なこととして退職の時期次第によっては、通常もらえるお金がもらえなくなってしまうことです。妊娠をきっかけに退職となると、しばらく決まったお仕事はできなくなるので、チェックしておくべきポイントです。 まず、ボーナスをもらっている場合は、ボーナス後に退職しましょう。次に「出産手当金」がもらえるかどうかです。これは、健康保険の被保険者期間が継続して1年以上の場合で、出産予定日42日前以降を退職日かつ退職日は休暇を取ると「出産手当金」がもらえます。 このとをふまえて、最低でも退職する1か月前には上司に退職の旨を切り出し、相談してタイミングを決めましょう。 ちなみに、妊娠がきっかけで仕事をやめた場合、失業給付の対象とならないとされてますので、通常1年の受給期間を最長4年にできる延長手続きを退職後にしておくと良いでしょう。

【留学】

まずは、留学計画を在職中に練ることです。退職は、遅くとも出発2か月前に伝えるため、会社には出発時期の3か月前には退職の意思を伝えましょう。また、退職せずとも今働いている会社で留学に関する制度や取り決めがある場合、一定期間休職扱いにしてもらうこともできるので、そこも確認しておきましょう。

【定年】

定年退職の年齢は、会社が独自に決めるものなので、企業によって異なりますが定年退職日は「誕生日(誕生日に達した月の月末まで)」もしくは「年度末」のどちらかになります。どちらか確認したうえで、引き継ぎ資料など作成しておくと良いでしょう。

仕事によっても違う~職業別退職の時期~

【派遣】

基本的には、雇用期間満了で終了となります。期間途中で辞めようとすると、自己都合退職になるのでオススメはしません。自己都合退職になってでも辞めたい意思がある場合、最低1か月以上前、可能であれば1か月半以上前に退職の意思を伝えましょう。 1番ベストな時期は、1年で一番求人の多い3月まで更新して有給がある場合、最後を有給消化して転職活動することです。

【契約社員】

契約期間が満了で終了となります。退職の意思を伝える時期は、契約更新するタイミング(契約更新の1ヶ月前程度に更新意思を確認したとき)に、拒否することです。契約途中での辞職は、契約期間が1年以上の場合正社員同様、14日前に退職を伝えれば良いとされていますが、1年以上でも未満でも何より上司から合意を得ることが最重要といえます。

【教員】

学校長が次年度の人事・異動の調整中のタイミング(2学期終わりぐらいの冬季休業の前)で辞職を決意し、3月いっぱいで辞めるのがベストでしょう。話す順序としては、やはり学校長へが第一優先、その後に各主任へと同時に伝えましょう。たとえ先に主任に伝えた場合でも「学校長へは自分の口から話します」と伝え、自ら話すことが重要です。

【公務員】

公務員では、人事異動などの配置を考え始めるのが10月・11月とされているので、その時期に、退職の意思を伝えることです。また、公務員のボーナス基準日は6月1日としているので、可能なのであれば、ボーナスの時期の5月に退職してももらって辞めるのがベストです。

【役員】

そもそも役員と会社の関係は「委任」に関する規定によります。したがって、役員からの辞任の意思表示が会社に到達した日が「退職日」となります。役員を辞任した場合、辞任日の2週間以内に役員の登記変更をしてもらわなければならないので、そこも確認しておく必要があるでしょう。

退職時期で知らないと損!?法律やお金のこと

【法律】

本来は、会社としっかり相談をしての円満退職が理想的ですが、会社が無理に引き止めたり退職を認めてくれなくても、実は働く側が自分の意思で辞めたいと思ったときは、法的には自由に退職することができることになっています。つまり、基本的には退職は自由ということです。理由に関しても「一身上の都合」で十分です。 退職届を出してから、実際に退職するまでに最低限必要な期間は2週間とされています。会社が引き止めようとしても、これ以上の拘束はできません。しかし、就業規則などで「退職する場合は1か月前に申し出ること」などとなっている場合、働く側にも一定の責任があるとされることもあるので、2週間以上早くから申し出ておくにこしたことはありません。

【税金】

毎月の給料から天引きされる税金が、住民税と所得税です。所得税は、毎月の所得に関して税金がかかっていますので、退職の時期によって異なることはあまり関係はありませんが、住民税は違います。 ここでおさえておきたいのが住民税の仕組みですが、住民税は前年の1月から12月までの所得に関して、6月から翌年5月までのお給料から天引きされます。では、いつ退職するのがベストなのでしょうか。 具体的に見てみましょう。1月から4月に退職するとなると、その段階ではまだ前々年の住民税は払っておりません。その場合、退職時の給与から天引きするか、別途に一括税金を支払う必要があります。 次に、5月に退職した場合、従来の1か月分の住民税が天引きとなります。6月から12月に退職した場合は、前年の所得に対する徴収が始まりますので、1月から4月に退職したとき同様支払う必要となります。

【源泉徴収票】

源泉徴収票とは、1年間にどれくらいの収入があり、どのような控除を受けた結果、いくら所得税を支払わなければならないかが書かれています。退職した年に新しい会社に転職した場合、新しい会社で前職の給与を含めて年末調整が行われるので、前職の源泉徴収票の提出も必要となります。 法的に、会社は、退職者後1か月以内に源泉徴収票を交付しなければならないと定められていますので、辞める前に確認しておくとよいでしょう。退職した年に、転職していない場合は確定申告が必要となりますので、次の【確定申告】の項目についてご説明します。

【確定申告】

確定申告は、基本的に毎年2月16日~3月15日となっていますが、国税庁のホームページにて確認しておくのが正確でしょう。必要な書類として、確定申告書・源泉徴収票(原本)・生命保険や健康保険料などの控除証明書です。 確定申告をしなくてよい例外として、退職時に「退職所得の受給に関する申告書」を退職する会社に提出しておくと、確定申告の必要がないので便利です。

最後まで「キッチリ」社会人としてのマナー

【社外】

退職時の挨拶として基本的には、直接会って挨拶するのが一番ですが、なかなか時間が取れない場合、メールにて挨拶を送ることもあるでしょう。特に、社外向けのメールは退職を伝える時期などは上司と相談したのちに、送りましょう。 件名に「退職のご挨拶(空白)○○より」など「誰から何の用件なのか」を明確にして送ることがマナーです。また、一斉メールではなく、個別にメールにてご挨拶となったことを詫びる言葉も添えてメールしましょう。 個別に送る時間がない場合「BCC」での送付は必須です。退職理由の具体的な内容は伝えず「一身上の都合」とするのが基本ですが、結婚や出産のおめでたい理由の場合は問題ないでしょう。

【社内】

社内宛ての退職メールを送る時期は、最後の挨拶に近いものなので、最終出社日に送ることが一般的ですが、会社によってルールがある場合があるので、先輩方に相談したり今まで受け取ったメールを参考にすると良いでしょう。 件名には「退職の挨拶」とし、件名だけで用件がわかるようにした上で、退職理由は「一身上の都合」とするが基本です。社外同様、おめでたい理由の場合は、書いてもかまいません。 大きな会社の場合「BCC」での送付も大丈夫ですが、仕事上でお世話になった人や関わりの強い人に対しては、必ず個別で送るようにしましょう。文面にもエピソードやお礼、思い出など一文入れると心がこもります。

餞別のお返しの時期

お返しは「頂いて1か月以内に半額のものを渡す」といわれていますが、お返しの時期に関しては、ご自身の都合で前後するのがかまいません。最終出勤日に一人ずつ手渡しすると、在職時にお世話になった御礼も伝えることができます。

準備をしっかりして「次のステップ」へ気持ちよく繋げよう

失敗しない退職の仕方として、主に「退職の時期」に関しての内容でしたが、退職の流れやよいとされる時期は会社によって異なります。辞めるまでに、まずは就業規則や契約時の書類などを確認した上でこの記事をご参考ください。退職時期をしっかり見極め、退職して新しいライフスタイルを手に入れましょう。

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