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サザエさんシンドロームの意味となった時の対策法

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国民的アニメの一つであるサザエさん。そんなサザエさんが原因で起こっている現象が「サザエさんシンドローム」です。この現象は一部で問題となっており、これから拡大していくと懸念されています。「サザエさんシンドローム」とは一体何でしょう。

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サザエさんシンドロームって?

サザエさんといえば、誰でも知っている国民的なアニメとして有名です。長年親しまれ、お茶の間を和ませてきました。そんな「サザエさん」と「シンドローム」がくっついたのがこの「サザエさんシンドローム」です。シンドロームとは日本語に訳すと「症候群」という意味ですが、症候群と聞くと何かの病気のように感じます。実際にこれはれっきとした病気です。

サザエさんシンドロームのメカニズム

現在のテレビ番組はレギュラー番組と特別番組があります。特別番組は1日限定で放送されますが、レギュラー番組は毎週同じ時間に放送される番組です。例えば好きなドラマが最終回を迎えたのに、ついつい同じ時間にテレビをつけ「そういえば終わったんだった」と少し寂しくなる経験をしたことがある人はいるでしょう。 それと同じようなことが、このサザエさんでも起こっています。この場合は「寂しい」、「物足りない」だけで終わりますが、サザエさんシンドロームはまた違った意味をもちます。

サザエさんシンドロームの意味

サザエさんは毎週日曜日の18時30分から放送されています。これもドラマとは違い何年も何十年もこの時間帯です。 このため、18時半になったからサザエさんが始まるではなく、サザエさんが始まったから18時30分だと認識が逆になっている人も少なくはないでしょう。それほどまでサザエさんは日曜日の18時30分という概念ができています。 また、平日の夕方にアニメはほとんど放送されていません。誰も見ていないだろうと思われる深夜だったり、金曜の夜だったりが多いです。このため、平日の夕方まで働いていたり学校に行ったりしている学生や社会人の大多数が唯一見るアニメがサザエさんと言えるでしょう。 このように特徴づけられたサザエさんと、「休日が終わってしまう」、「また明日から仕事や学校が始まる」という感情がセットになって記憶されることが長期間反復されると、今度はサザエさんを見るだけで自動的に気分が落ち込み始めます。この現象こそが「サザエさんシンドローム」です。

サザエさんシンドロームは成り替わる

それならば単純にサザエさんの放送時間を変えればいいのではないか、そういうわけにもいきません。先ほど述べたように放送されないとなるとそれはそれで物足りない感じがしてしまいます。日本規模でサザエさんシンドロームが蔓延すると、放送中止になる可能性がないとは言えませんが。 それでは一度、サザエさんが放送中止になったと仮定して話をしていきます。サザエさんより前にちびまる子ちゃんというこれもまた日曜の代名詞であるアニメが放送されています。つまり、サザエさんが中止になっても、次は「ちびまる子ちゃんシンドローム」が流行するだけです。 ちびまる子ちゃんシンドロームが発生しないのは、その次にサザエさんが放送されているからであって、そのためサザエさんを放送中止にしても「ちびまる子ちゃんシンドローム」が流行るだけです。 「サザエさんシンドローム」の「サザエさん」に当たる番組名が変わるだけであってキリがありません。もしこの症候群の解決策として放送中止を取るのであれば、日曜日の番組を全て中止せざるを得なくなります。

もしかするとあなたも…

サザエさんシンドロームは主に日曜日になると明日のことを考え、うつ気味になる症候群です。この現象は主に社会人を連想させますが、実際はそうではありません。 学生や働いていない人にも多いです。明日テストがあるから学校に行きたくない、これもサザエさんシンドロームです。テストを理由にするのであれば曜日関係なく起こりますが、やはり休日明けということもあり日曜日に多発することが多い傾向があります。学校に行きたくない、会社に行きたくないはニアリーイコールと認識しておきましょう。

前兆でもある「ロス」

サザエさんシンドロームと同じような言葉として「ロス」という言葉があります。これは「◯◯ロス」とロスの前に何か単語を付け加えて使われます。これが働いていない人にも当てはまってきます。 長い間準備をしたりして楽しみにしていたイベントがあったとします。芸術鑑賞や旅行、バーベキューなど幾万と挙げられます。そのイベントが終了した瞬間に「それ」は突然訪れます。余韻と共にこれからのことを考えると身体がだるくなり考えるのが面倒になってくる、そんな経験はありませんか。 サザエさんシンドロームなんて自分には関係ないとおもう人もいますが、、この「ロス」もサザエさんシンドロームの前兆です。

陥りやすい人のパターン

楽かったことに対して余韻に浸ることがいけないのではなく、その後に気分が落ちることに問題があります。そしてこの点もサザエさんシンドロームに関係してきます。 ここで一つ例を挙げて説明していきます。 好きな俳優が出ているミュージカルが開催され、それに参加することになりました。そのミュージカルはとても人気でチケットを取るのも一苦労、第三次抽選にてやっと手に入れることができました。 その抽選日もミュージカル本番の二ヶ月前に設定されているので、当選しても当日までには少し期間が空きました。楽しみなことというものはそれまでの期間が空けば空くほど期待は大きくなり、終わった後の消失感が大きくなります。 そして当日を迎えミュージカルは大盛況、自分の予想をはるかに上回るものでした。そして会場を出た時、人は二つのパターンに分けることができます。

エネルギー享受型

何かを鑑賞、経験した際に人はエネルギー享受型とネガティブ比較型に分類することができます。 まず一つ目は「エネルギー享受型」です。ミュージカルは最高で元気をもらった、明日も頑張ろうといった考え方を持つ人のことを指します。 もし期待に応えられなかった作品であっても、経験として自分の中に一生残ります。良い作品であったかどうかではなく実際に行動したかどうかが重要です。もちろん、良い作品であればあるほど得られるパワーは大きいです。大袈裟に言えば明日から生きる糧にすることができます。

ネガティブ思考型

そしてもう一つは「ネガティブ比較型」です。名前からも察するとおり、こちらがサザエさんシンドロームになりやすい人の考え方になります。 期待はずれの作品であると、これまで準備してきたものはなんだったのかとネガティブな思考になってしまうのが特徴です。これはよくあることですが重要なのはそちらではなく、良い作品だった時の場合です。 エネルギー享受型とは違い、これから起こることと比較して物事を捉えてしまいます。今日はこんなに楽しかったけど明日からは苦しいことばかりだ、と何もかも嫌になって落ち込みます。これも一種のサザエさんシンドロームであると言えます。 ミュージカルロスをサザエさんシンドロームに置き換えれば辻褄が合います。サザエさんを見ている最中は特に何も感じないのは楽しい、面白いとアニメに見入っているからです。そして終わった瞬間にこれからのことを考え、比較して落ち込みます。

ネガティブ思考型が及ぼす影響

ネガティブ思考はその後の取り組み方にも影響してきます。しかし、見方を変えれば簡単にポジティブ思考へと持っていくことができるものばかりです。 会社に行くのが嫌というのを細分化すると、仕事がしたくないの同意義です。つまり、仕事を楽しくすれば意欲が湧いてきます。仕事を楽しくするにはスキルアップを目指したり効率をよくするのも大切ですが、何より真摯な姿勢が一番大切です。姿勢を変えることによって物事の捉え方が変わり楽しくなってきます。 学生もこれと同じで、勉強ができるようになればテストもクイズのようで楽しいし、授業も新しいことを身につけられるので学校に行きたくなります。初めから何でもできる人なんてどこにもいません。 しかし、言葉にするのは簡単ですが、実際に行動するとなると難しいです。一度ネガティブになってしまうと、サザエさんシンドロームのループは止まりません。

サザエさんシンドロームを防ぐには?

対策としては、何か趣味を見つけましょう。学業や仕事の疲れをリフレッシュするのに趣味は役立ちます。なにも難しい本を読んだりジムに通ったりする必要はありません。好きなアニメを見る、お肉が好きなど些細なことでも良いでしょう。 そのような趣味を見つけることができれば、次は小さな目標を掲げましょう。この宿題を終わらせることができたら一冊漫画を買う、今日が終わったら帰りにスーパーに寄って鍋を作るといったように小さなご褒美を設けます。 人間というものは過去よりも未来に不安を抱くことが多いです。サザエさんシンドロームにおいても、サザエさんが終われば仕事や学校が始まると先のことを考えるから落ち込んでしまいます。 そのため嫌なことの先にさらに嬉しいことを作れば、何に対しても意欲が湧いてきます。誰にも必ず個性はあるのだから、好きなものが何もないという人は存在しません。どうしても思い浮かばない場合は自分と見つめ合う時間を設け、自分自身と向き合ってみましょう。

潰れてしまう前に相談を!

冒頭にも述べたが、サザエさんシンドロームというものは病気の一種です。放置していると取り返しのつかないことになるので、その前に周りの人に相談したりおかしいなと思ったら病院へ行きましょう。 これから高齢化社会が進み、仕事をする年齢層が高くなってきます。つまり、このサザエさんシンドロームは流行病となる可能性がとても高くと言えるでしょう。自分は関係ないと思わず、常に意識をして生活をしましょう。また、周りにそれらしき症状が出ている人がいる場合は手を差し伸べてあげましょう。

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